こんにちは。設計室のジョージです。
今回は実家をリノベーションして二世帯化したＹ様の事例をご紹介します。

築26年の木造2階建をリノベーションで二世帯住宅に

Ｙ様のご実家は築26年の木造2階建。
ご要望としては下記のことをお伝えいただきました。

• ・家族皆で団欒できる広々とした心地良いＬＤＫがほしい。
• ・適材適所に必要な収納を確保したい。
• ・家事動線に配慮して家事ラクを実現したい。
• ・愛着ある物は活かしたい。

今回のお家は、玄関を入ると廊下が続き、
その廊下の左側は和室が続き、右側は洋間が続く造りになっていました。

和室側の方はなるべく現状を活かしつつ、右側の洋間側をメインの改装として、
壊す範囲を絞る事で費用も抑えつつご満足頂けるようにと考えながらご提案させて頂きました！

施工事例とポイントを紹介！

実際に施工した写真と工夫した点をご紹介させて頂きます。

↳こちらはメインのリビングとなります。
ナチュラルな赤松の床材の中にクールな印象のアクセント壁、
その他にもブラックのアイアン素材をアクセントとして入れる事でメリハリのある上質な空間になりました。

↳こちらはダイニングキッチンとなります。
リビングとダイニングの間には構造上抜けない柱がありましたので、
単純に柱を残すのではなく本棚を造る事で有効に活用しました。
上部の梁についても敢えて現す事で木の風合いを楽しめるのはもちろん、
スポットライトを設けて素敵な光の印影を演出する事ができます。

↳こちらはダイニングに隣接するパントリースペースになります。
中央にある腰高の壁はパントリーの目隠しにもなりますが、
その裏にデスクを設置してちょっとしたワークスペースにもなっています。

↳こちらのカウンターは仏壇を設置する為の物になります。
その下はペットスペースとしている為、床材は水や汚れに強いフロアタイルという素材を採用しています。
限られたスペースを有効に使える好事例です。

↳こちらは玄関から入った廊下となります。
左側と天井は既存の造りのままで右側と床は新しく造り替えています。
全てを新しい物にするのではなく愛着ある既存の面影を活かせるのはリノベーションならではの醍醐味といえます。

家族みんなの思いに寄り添うリノベーションは無垢スタイルへ

今回は二世帯住宅といっても、
玄関は一つでキッチン以外の浴室や洗面などの水廻りもご家族皆様で共有するお家となっています。
その分ご家族皆様の距離感も近く、新しく生まれ変わったＬＤＫでお時間を過ごす事も多いかと思います。
そこで快適に心地良く家族団欒の時間を楽しんで頂ける事を心より願っております。

ご家族皆様のお気持ちに寄り添ったリノベーションをご希望の方は
無垢スタイル建築設計までお気軽にご相談下さい。