皆さんこんにちは！無垢スタイルの藤川です！

さて、いつも何気なく見ているクロスですが色々な種類があるのをご存知でしょうか。
今回はそんなクロスの種類とメリット・デメリットについてご紹介させて頂きます。

皆様のクロス選びの参考になればと思い一生懸命書かせて頂きますので
お時間ある方少々お付き合いください！

1.量産クロス

主に原状回復などで使われる普及品のクロスの事です。

メリット

• ・施工性が良く仕上がりが職人さんの腕に左右されない！
• ・生地が分厚いため下地の影響を受けにくくキレイに仕上がる。←リフォームにも向いています！
• ・防カビ性能がついています！
• ・安価！

デメリット

• ・防カビ以外の機能性壁紙が無い。
• ・柄物やデザイン性の高い壁紙が無く無地の壁紙がほとんどである。

安価で施工性が抜群なクロスですね！
機能性などにこだわりが無く、頻繁にクロスを貼り替えたい方にはオススメです。

2.1000クロス

標準価格が1000円/㎡程度のクロスという意味で呼ばれています。

メリット

• ・柄やデザインが豊富！
• ・汚れ防止、表面強化、消臭、マイナスイオン、アレルギー抑制、吸湿など機能性も豊富なものから選べる！

デメリット

• ・下地の影響を受けやすく下地処理を入念に行わなければならない。→リフォーム向きの商品もある。
• ・施工難易度が高く職人さんの技術が問われる。
• ・量産クロスに比べ金額がやや高い。

様々な柄やデザイン、機能性から選ぶことが出来てクロス選びが楽しくなりそうです！
種類によっては施工が難しいものもあるので業者選びは慎重に行いましょう。

3.エコクロス

自然素材を原料とし環境や健康を配慮したクロスの事です。

メリット

• ・アレルギー物質や花粉が付着しづらい！
• ・調質性能がある！
• ・静電気が発生しづらく、ほこりが付着しにくい！
• ・吸音効果がある！
• ・燃えても有害な物質が発生しないという安全性がある！

デメリット

• ・厚みが薄い製品が多く傷がつきやすい。
• ・汚れが落ちづらく補修が難しい又は出来ない。
• ・水に弱い。
• ・価格が高い。

環境に優しく健康に配慮した優しすぎるクロスですね！
しかし、性格が優しすぎるせいか傷に弱く、一度傷ついてしまうと修復が困難というガラスのハートな一面があります。
小さなお子様がいるお家や玄関や廊下など、物をぶつけやすい場所にはあまり向かないかもしれませんね。

4.オレフィンクロス

プラスチックが原料でビニールクロスに近い特性を持っていて環境にやさしいクロスです。

メリット

• ・耐久性が高い。
• ・拭き掃除なども可能で清掃性も高い！
• ・廃棄時に有害物質が発生しないため環境に優しい！
• ・木質系や石目調などのデザインがある！

デメリット

• ・施工が難しい。
• ・ビニールクロスに比べ比較的高価。

塩化ビニールの使用を軽減するために普及してきたヒーロー的な存在ですね！
ビニールクロスに比べ若干高価で施工が難しいため、業者選びは慎重に行いましょう。

5.布クロス

レーヨン、絹、麻、綿などを原料とした自然の風合いを感じるクロスです。

メリット

• ・自然素材で安心！
• ・色やデザインが豊富！
• ・高級感がある！
• ・吸湿、放湿、断熱、遮音などの効果がある！
• ・耐久性が高い！

デメリット

• ・価格はピンキリだが比較的高価。
• ・汚れが落ちにくい。
• ・防火認定を受けているものが少なく火元の周りでは使用が制限される場合がある。

様々な色、デザインから選ぶことができ、機能性も抜群！
とてもメリットが多い優れものですが、汚れが付くと落ちにくかったり
場合によっては施工が制限されることもあります。
布クロスを検討する場合はまず防火認定など調べておくと良いですね。

場所ごとに適したクロス選びを

いかかでしたか？
今回は5種類のクロスを紹介しました。
種類によって施工性や機能性、選べる範囲などが異なります。
全面同じ種類で統一するよりも暮らし方に合わせて部分的に変えることが
必要かもしれません。

そしてクロスを色などカタログから選ぶ際に注意して頂きたいのが
カタログの大きさで見る色と壁に貼った時とでは色の見え方が異なることを
念頭に置いて頂きたいです！

皆様がクロス選びをする際に本記事がお役立ち出来れば幸いです。

他にも些細な事でも何か気になることなど御座いましたら
お気軽にお問い合わせください。