こんにちは!設計室の内田です。
春が近づいていると同時に花粉が酷くなるこの時期…。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
さくらの開花ももうあと少しですが、私は一足早く新宿御苑の梅の花がすごく綺麗で春を感じてきました❀

三月になると一年の振り返り、
これから四月を迎え新年度がスタートするうえでの抱負などそれぞれで考える時期かと思います。
私自身入社一年目の終わりを間近にし、二年目に突入しようとしていますが、
二年目にふさわしい程成長できているかと言われると、
まだまだ全然な出来具合で反省点だらけの現状です(笑)
ですが、本当に毎日が日々勉強ですし、次から次へと新しいことを学ぶ新鮮さ、
何度も手間をかけてしまう私を成長させようとチャンスを与えて下さるこの会社で働けている環境に、
感謝と幸せを感じる一年でもありました。
二年目は自分自身成長を大きく感じられるように向上心をもって精進していこうと思います。
という私の振り返りと抱負はここまでにして(⌒∇⌒)
屋根の形状は住宅の印象を左右する
早速、今回は屋根の形状についてお話していこうと思います。
普段何気なく見ている家の外観。
ですが新しいお家を見たとき自然と人間と同じように第一印象を持つことはありませんか。
家の外観で大きな割合を占める屋根は、住宅の印象を左右する重要なパーツと言われています。
そんな屋根の代表的な形状6選をメリット・デメリットと共にご紹介していこうと思います。
①切妻(きりづま)屋根

いわゆる「三角屋根」と呼ばれる屋根で、よく取り入れられる形状。
○メリット:施工費がリーズナブル、雨漏りがしにくい(水はけが良い)、
メンテナンスがしやすい、換気がしやすい、ソーラーパネルが設置しやすい
○デメリット:「妻側」や「破風板」が紫外線や風などの影響で劣化しやすい
②寄棟(よせむね)屋根

四方に傾斜面がある屋根。頂点に棟があり、四方に面があるため、雨水を分散して流すことが出来る。
○メリット:耐風性能が高い、水はけが良い
○デメリット:屋根裏に湿気をため込みやすい、施工費用が比較的高い、
ソーラーパネルが設置できない可能性がある
③片流れ(かたながれ)屋根

屋根面が一面で構成されている屋根。片方にだけ傾斜面があり、シャープでデザイン性のある形状。
○メリット:施工費がリーズナブル、ソーラーパネルが設置しやすい、
デザイン性が高い、屋根裏のスペースを広くとれる
○デメリット:屋根面が一面の為、大雨大雪の際に片面に集中しやすく雨樋に負担がかかる、耐風性能が低い
④陸屋根(りく・ろく)屋根

平らな屋根のこと。モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出できる。屋上の利用には最適。
○メリット:屋上スペースを有効利用できる、モダンで洋風な雰囲気、メンテナンスしやすい
○デメリット:勾配が小さく排水性に難がある、定期的なメンテナンスが必要、耐熱性能が低い、
防水加工や防水性能を持つ塗料を使用する為塗装単価が高い
⑤招き(まねき)屋根

片方の屋根が短く、アシンメトリーな構造が特徴的。
○メリット:デザイン性に優れている、施工費がリーズナブル、耐風性能に優れている、
通気性・断熱性に優れている、ソーラーパネルが設置しやすい
○デメリット:「妻側」や「破風板」が紫外線や風などの影響で劣化しやすい
⑥差し掛け(さしかけ)屋根

一階と二階の屋根が段違いになっている形。
屋根と屋根の間に外壁があり、そこに窓を設置することができ、
室内に光を取り入れたり、通気性をよくすることができる。
○メリット:デザイン性に優れている、自然光を取り入れやすい、耐風性能に優れている、
通気性・断熱性に優れている、屋根裏のスペースを広くとれる、ソーラーパネルを設置しやすい
○デメリット:雨漏りのリスクがある為雨仕舞を強化する
屋根の形を覚えて家づくりをしてみてください!
いかがでしたでしょうか。
このほかにもまだ色んな形状がありますが、
このように屋根の形一つで家の雰囲気見え方に違いが出るため、
これから家づくりを検討される方、現在打合せ中の方、
お散歩中に「あ!あの屋根~屋根だ!」と少しでも覚えて参考になって頂けたら嬉しいです。
ということで今月はここまで!
また来月新年度になり気持ち新たになった状態でここに戻ってきます(^▽^)/


無垢スタイルのモデルハウス・ショールームで、見て・触って・体感できます!
無垢スタイルでは便利な収納アイデアを体感できるモデルハウス・ショールームをご用意しています。
収納リフォーム、またはリノベーションをご検討の方は是非モデルハウス・ショールームにお気軽にお越しくださいませ!