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2025.01.17FRI省エネ・断熱リフォーム

結露対策でジトジトジメジメとさようなら

埼玉県の断熱リフォームは無垢スタイル

こんにちは。
リノベリフォーム部の菊地です。


先日お伺いさせて頂いたマンションのお客様より『結露』についてご相談を頂きました。
今回は結露対策のリフォーム工事についてお話をさせて頂きます。


冬の寒い朝、窓ガラスや壁にびっしりと付いた水滴…これが結露です。
結露は放置するとカビやダニの発生原因となり、住まいの劣化や健康被害を引き起こすこともあります。


1.結露の原因とは?

結露は、室内と屋外の温度差が大きいときに、空気中の水蒸気が冷やされて水滴となる現象です。
特に、冬場に暖房を使用すると室内の湿度が上がりやすく、結露が発生しやすくなります。
また、断熱性の低い窓や壁では、外気温の影響を受けやすく結露が起こりやすくなります。


2.結露対策のリフォーム方法

窓の交換・改善

結露が最も発生しやすい場所が窓です。以下のような対策が有効です。
二重窓(内窓)を設置:既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付けることで、
断熱性能が向上し、結露の発生を防ぎます。



複層ガラスに交換:1枚ガラスから2枚のペアガラスへの交換です。
ガラスの間には空気の代わりに希ガス(アルゴンガス)を封入し断熱性をより高めた物もあります。
窓の枠が金属の場合その部分結露残ってしまう場合があります。


樹脂製サッシに交換:金属製サッシよりも熱伝導率が低く、結露の発生を抑えられます。

断熱材の施工

壁や床、天井に断熱材を追加することで、室内と屋外の温度差を軽減し、結露の発生を抑えます。
特に、古い住宅では断熱材が十分でないことが多いため、
リフォーム時に見直すことをおすすめしています。
屋根吹付け断熱の写真です。


換気システムの導入

室内の湿度を適切に管理するために、換気システムの導入も有効です。
24時間換気システム:常に空気を入れ替え、湿気を排出することで結露を防ぎます。


換気扇の設置・強化:特に、浴室やキッチンなど湿気がこもりやすい場所の換気を強化することで、
結露の発生を抑えます。

調湿建材の活用

最近では、湿気を吸収・放出する機能を持つ壁材や床材が登場しています。


調湿クロスや珪藻土の壁:湿度が高いときは吸収し、
低いときには放出する特性があり、室内環境を快適に保ちます。
エコカラットの写真です。



3.結露対策リフォームのメリット

結露対策リフォームを行うことで、以下のようなメリットがあります。

  • ・カビやダニの発生を防ぎ、健康的な住環境を維持
  • ・住まいの劣化を防ぎ、長持ちさせる
  • ・断熱性向上により、冷暖房の効率が上がり光熱費削減にもつながる

4.まとめ

結露は、住まいの快適性や耐久性に大きな影響を与える問題です。
窓の改善や断熱工事、換気システムの導入など、
リフォームによる対策を講じることで、快適な住環境を手に入れることができます。
気になる方は、専門のリフォーム業者に相談し、ご自宅に最適な対策を検討してみてはいかがでしょうか?


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