皆さんこんにちは。
無垢スタイル建築設計の大橋　洋佑（おおはし　ようすけ）と申します。

最近、気温が上がり始め夏になってきたなと実感できますね。
私は、夏は好きではないですが、からっとした暑さで汗をかくのはそこまで嫌いではありません。
なぜか気持ちよく感じます。皆さんはいかがでしょうか。

省エネリフォームの前にエアコンの性能も確認しましょう

世の中ではエコという観点で助成金がたくさん使えるので、
最近は内窓などの暑さ対策が大変多くなってきていますが、
業者、消費者ともにエアコンの存在を忘れてしまっていると思います。

例えば、私の生まれた年（2000年）に普及しているエアコンと2024年代のエアコンの性能ですが、
圧倒的に変わってきています。

年間で約2万円ほど電気代が違うともいわれております。
したがって内窓を行う前に、お家のエアコンを見ることが必要です。

エアコンの新調vs内窓リフォーム

私のお客様で以前このような方がいました。
終の棲家ではないけどあと5.6年住みたいと思っていて、
西側の大きい窓に内窓を検討しているとのことでした。
では、計算してみましょう。

内窓は工事費含め\ 400,000-でした。
エアコン工事費込み　\70,000- (8畳用)
差額は33万円になります。

これを後5～6（約72か月）年住んだ場合イニシャルコストのもとを取るには
月間の電気代を\ 4,583-安くする必要があります。
さらにエアコンを変えると毎年電気代が約2万円安くなるとする場合、 6年で12万円ほど電気代が安くなる計算になります。
これを72か月で割るとエアコンを変えることで毎月\ 1,666-安くなります。

以上のことから内窓を付ける場合、
毎月\ 6,250-電気代が安くならなければエアコンを変える場合より損をしてしまうものになります。

また、効果のお話もさせて頂きますと、基本的には内窓は外気の侵入を防ぐものになります。
内窓を付けることで、室内の温度が変化するものではありません。（多少の変化はあります）
なので内窓を設置する場合は、部屋単位で設置することが必要になってきます。
ここは知識として持っといていただけますとより良い選択ができると思います。

地域密着・お客様目線の無垢スタイルへ！

上記のように電気代のお話をお客様にしたところ、
エアコン交換が予算的にも方向性的にもよいということになり、内窓の設置はなくなりました。
営業的に見れば、利益にならず良くなかったかもしれませんが、
無垢スタイルは地域密着を目指しお客様が最優先の会社です。
私の親族にアドバイスするのと同じように親身に対応させていただきました。

今後もしっかりと皆様にもより良い提案ができるように精進いたしますので、
何かあれば無垢スタイルの大橋までご連絡ください。
引き続きよろしくお願いいたします。