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2024.07.22MONリノベーション事例

あえて段差を活かしたリズミカルな暮らし

埼玉県のリノベーション・リフォームは無垢スタイル

こんにちは。設計室のジョージです。


今年の夏はまだこれからが本番ですが既に連日の厳しい暑さが続きますね!


私は先日あるお宅の構造調査で屋根裏に入りましたが、
紙に内容を書き込んだそばから自分の汗によって、
書いた内容がぐしゃぐしゃで見えなくなってしまう始末で、
いつも暑い中でも一生懸命汗水垂らして弊社の家を造って下さっている職人さんたちに
改めて感謝と尊敬の念が深まりました。


本題に入りますが、今回はこれからリノベーションをご検討される方には是非読んで頂きたい考え方をご紹介します!


ネガティブなイメージのある住まいの「段差」

皆様は家の段差というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?

  • ・つまずいて危なそう
  • ・転ぶ原因にならないか心配
  • ・邪魔で不要なもの

というようにどちらかというとネガティブな印象をイメージされる方が多いかと思います。


私も数㎜~2㎝くらいの段差は認識しづらく危険ですので無い方が良いと思いますが、
今回お伝えしたいのは、そういったデメリットに感じるような段差ではなく、
目視ではっきりと分かるような明確な段差であれば、
それを無理にフラットにしなくても考え方によってはメリットに変える事ができる!
という参考事例を紹介させて頂きます。


段差を活かしたリノベーション事例をご紹介!


↳ケース①:こちらのお宅は構造上大きな段差が生じる事は防げない為、
段差部分もリビングの一部として考えそこに腰を下ろしてくつろげるよう計画しました。
通常であればどうにか改善できないかと考えるような構造上の制約を逆手に取って心地良い空間創りに繋げられました。



↳ケース②:こちらのお宅は元々段差があって大掛かりな工事をすれば改善する事も可能でしたが、
なるべく費用を抑えて構造も傷付けたくないというお施主様の意向により段差を残しました。
この段差によって
『料理に集中したい奥様の為のキッチン』と
『ゆったりと家族で団欒したいリビングダイニング』を空間として繋げながらも、
空気感を分ける為の目に見えない境界線の役割として活用する事が出来ました。



↳ケース③:こちらは階段を架け替える際に実現可能なアイデアになりまして、階段上り口にステージを設けております。
このステージに腰を掛けてくつろぐことも出来れば、小さなお子様がいれば遊べるスペースにもなります。
その他にも観葉植物や季節ごとのイベント時の飾り物を置けるスペースなど活用の仕方は様々です。


ピンチをチャンスに変えるリノベーションをご提案します!

今回ご紹介させて頂いた事例のように、
段差は考え方や使い方次第で、空間をより豊かで魅力的にする為のメリットとして活用する事が出来ます!
もちろん全てフラットで段差を気にしなくて良い生活も理想的ではありますが、
リノベーションだとなかなかそうもいかないケースはありますので、
そのような時は「あえて段差を活かしたリズミカルな暮らし」というのも選択肢の一つとして検討してみては如何でしょうか。


ピンチをチャンスに変えるような柔軟な発想でリノベーションされたいとご希望の方は
無垢スタイル建築設計までお気軽にご相談下さい。


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