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2024.07.21SUNリノベーション事例

古民家鑑定士による伝統工法と碍子の解説!事例もご紹介

埼玉県の古民家リノベーションは無垢スタイル

こんにちは、設計室のあっちゃんです。



雨上がり、住まいの体感モールからの眺めです。
よく見るとうっすらですが、二重の虹(ダブルレインボー)になっています。
なかなか見ることが出来ない光景です!


今回は、伝統工法と碍子について
古民家鑑定士よりお伝え致します。


古民家リノベーションも承っております!

弊社のリノベーションでは伝統工法の古民家も行っております。
先ほど申し上げた「古民家鑑定士」「伝統工法」「碍子」についてご説明させていただきます。


古民家鑑定士とは

内閣府認可 一般財団法人職業技能振興会により
古民家の評価をすることを目的に創設された。
(一般社団法人住まい教育推進協会HPより)

伝統工法とは

一般的には、木の特性を活かし、継ぎ手や仕口で組み立てられており、金物を使用しない工法の事です。
日本古来の寺社仏閣などにみられる工法です。

碍子(ガイシ)とは

電気を絶縁して、電線を支えるための器具のことです。
漏電防止の役目もしております。
白い磁器で出来ているものが多いようです。


いずれも築60年以上の場合に見かける確率が高くなります。
これまでに見てきたものからほんの少しご紹介をします。


古民家リノベーション事例①



築約60年
何重にも木組みがされております。金物は一切使用されておりません。
壁は小舞壁(土壁)で出来ている事がほとんどです。
梁に上に積もった塵から歴史を感じます。
目視出来る範囲に碍子は見当たりませんでした。


古民家リノベーション事例②



築約90年
伝統工法の中に白く丸いものと配線が見えます。
この白いものが碍子です。
梁に添ってしっかりと取り付けられて各空間へ配線がされております。
こちらも小舞壁の骨組みの竹が見えております。


古民家リノベーション事例③



築約100年
平屋の建物ですが、2階建て以上に空間がある小屋裏でした。
ここにもしっかり碍子による配線がされております。
塵の量も多いです。
人目に触れていない時間経過と歴史を感じさせます。


Before

約100年ぶりに日の光を浴びて、綺麗に磨かれた梁。
全貌が見えてくるとより当時の大工さんの技と材料に圧倒させられます。


After

梁を存分に活かした気持ちがよい空間となりました。
碍子は見せたいところでしたが、現在の電気回路数や施工を考慮して非採用としました。
新しい空間で次の100年に向けた、新たな歴史が始まります!


伝統工法のリノベーションもお任せください!

皆様のご実家などの建物に立派な梁が眠っているかもしれません。
現代ではほぼ流通していない1本物の無垢の構造材など
歴史的価値があるものもあるとおもいます。
また建てた当時の大工さんへ思いを馳せることも出来ます。


網戸交換から伝統工法のリノベーションまで
無垢スタイルでは、皆様の想いや夢、ライフスタイルにとことん寄り添うリノベーションを行っております。
施工事例も豊富にございます。
見学会も随時行っております。
ご自身の五感で感じてください。
お気軽にご相談ください。


無垢スタイルのリノベーションを宜しくお願い致します。


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