こんにちは。
無垢スタイル建築設計リノベリフォーム部門の菊地です。

今回はウッドデッキやウッドバルコニーの交換のお話です。

ホワイトウッドのウッドデッキの落とし穴

以前によく使用していた材料にホワイトウッドという材料があり、
非常に安価ですがビックリするくらい耐久性がない物でした。
耐久性がない→腐る→白蟻の被害に遭ってしまう。

当時は後々のことまで考えて使用していなかった可能性が高く、
今回のお客様も定期的に塗装のメンテンナンスをされていましたが、15年で限界を迎えてしまいました。

ハードウッドとエコアールウッドの違い

交換するにあたり検討したい材料に、
ハードウッド（ウリンやセランガンバツ）と保存処理を施した木材（エコアールウッド）があります。
どちらも20年くらいノーメンテナンスでも大丈夫な材料です。

この二つの大きな違いは重量と価格にあります。
エコアールウッドはハードウッドに比べて軽量ですので施工する人数を減らすことが出来ます。
また、金額も2倍弱の差が出ました。

厳島神社の補修工事でも採用された丈夫な素材！

余談ですが、先日旅行で行った厳島神社の補修工事にも採用されています。
水の中という木材にとっては非常に過酷な状況でも腐りにくく、
フナクイムシによる被害も最小限に抑えられることができるそうです。
木材に割れに強く、腐りにくいので、白蟻に食害されないという特徴も持っています。

雨風に晒される環境や土の中など、
今まで木材を使用したくても敬遠していた場所でも使用することが出来ますので、
ウッドデッキやバルコニーには最適な材料となります。

ウッドデッキ交換は無垢スタイルへ

強風ので吹き飛ばされないかロープで縛って応急処理をしたり、
床が抜けないかビクビクされていましたが交換をされて安心されたご様子でした。
サイズの変更と格子の向きの変更も一緒にさせて頂きました。

厳島神社と同じ材料で高耐久、安価なウッドデッキやバルコニーはいかがでしょうか。
無垢スタイルのリノベリフォームまで是非ご相談下さい。