こんにちは、
無垢スタイルの吉田です。
GWは暑かったですね^^
夏の準備をしていない段階での25℃…とか。よくないですね。
汗っかき(私のこと)には着替え必須の季節が、じりじりと近づいているようです。
構成材「太鼓梁」と「貫」をご紹介!
さてさて、シリーズ③回目となりました、「中古リノベの現場」。
今回は、今ではあまり見られない構成材を紹介します。
- ・太鼓梁(たいこばり)
- ・貫(ぬき)
太鼓梁
赤く色を付けた部分です。
解体前は天井仕上げの上にあるので、その姿は見ることができませんが、
古家再生やリノベーションでは、
天井仕上げを取り払って太鼓梁を見せるデザインが流行り?ですよね。
一般的な梁は長方形に製材されていますが太鼓梁は丸太に近い状態です。
諸説ありますが太鼓梁は製材された梁と比べ強度が高い、という方もいます。
また、梁を長方形にするにはある程度の直径が無いと一定の高さ(梁背:はりせいとも言います)が取れません。
太鼓梁はカットする部分が少ないため、ひと回り小さくても強度が担保できたようです。
貫
壁内を横に走っている材料です。
柱を貫通させる「貫構法」は、貫を柱に貫通させて「くさび」で固定する工法で
地震などの揺れにも強いとされ古くから日本の建築には用いられていました。
リノベーションに大事な「寄り添った施工」
現在、木造家屋の地震対策の主流は「耐震構造」(頑丈につくって揺れに耐える)です。
当時は木材の特性「そり、しなり、ねばり」などを活かし
「しなやかにつくって揺れを逃がす」工法を取っていたのでしょう。
太鼓梁同士の接合もなんとも「曖昧」ではありますが、
50年以上耐えていてくれています。すごい!
貫(横に流れている木材)と柱の接合部分には「くさび」が差し込まれており
叩いて固定しています。(ちょっとわかりづらいかもです)
リノベーションに大事な「寄り添った施工」
古家ってひとつひとつ、癖や性格があって面白いです^^
なんせ50歳。生まれたばかりではありませんからね。
耐震や断熱も含め「寄り添った施工」が必要ですね。
こんな実例をたくさん経験しているスタッフの「中古リノベ」
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