こんにちは!リノベーションコンサルの岡です!
台風シーズンもあけて、秋晴れの気持ちのいい季節がやってきましたね!!
さて、台風が去り皆さんのお家は何か被害などはありましたでしょうか??
一番多いお問い合わせは雨漏りです。
雨漏りの原因として考えられる一つとしてベランダの防水にあります。
今回はベランダの防水工事についてご説明いたします!
ベランダの防水の施工種類
まず、ベランダの防水の種類には大きく分けて3種類あります。
- ①ウレタン防水
- ②シート防水
- ③FRP防水
施工条件などによって防水の種類は変わってきますが、今回はメリット・デメリット
それから実際にシート防水からFRP防水にした事例を紹介していきます。
メリットとデメリット
①ウレタン防水
まず、ウレタン防水のなかにもいくつか種類があります。
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1:密着工法…密着工法は、既存の下地に補強布をはり、直接防水材を塗っていく工法
2:通気緩衝工法…通気を良くするために通気緩衝シートを張ってから防水を塗っていく工法
ウレタン防水は形状が複雑でも施工することができ、
短期間で比較的安価に施工ができるのが特徴です。
しかし、雨漏りしているベランダには施工ができません。
②シート防水
名前の通りシートを引いて施工する防水です。
紫外線に強く、トップコートがいらないのでメンテナンスが楽なのが特徴です。
凹凸のある床面には施工できず、一か所でも破れたり破損してしまうと
シート丸ごと交換しなければならないのがデメリットです。
③FRP防水
FRPは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics) の略称で、
強度が強くて耐久性に優れています。
強度が強く、軽量なので建物への負担が少ないのが特徴です。
塗膜防水なので、継ぎ目がなく防水性がかなり高いものになります。
しかし、伸縮性がなく紫外線に弱いので、
ひび割れが起きやすいため定期的にトップコートでメンテナンスをしてあげる必要があります。
ただ、シート防水と違い一か所ひびが入ってもその部分だけ補修することができます。
シート防水からFRP防水の施工事例
シート防水のバルコニーですが、経年劣化と紫外線によりシートがよれて破損しています。
角の部分や、排水口の部分が劣化し一階の部屋が雨漏りしたことからご相談を受けました。
紫外線に強いとはいえ、屋根がなく日光直当たりだったのもあり、
やわらかいシートがとても固くなっていました。
こちらは雨漏りの原因だった排水口付近を開けた際の写真です。
かなり前から水が浸入していたようで、木が腐り原型がない状態でした。
傷んでいた部分の下地を補強・修繕
FRP防水を敷いて工事が完了しました。
あけてみるまでこんなに木が腐っていたなんてわからないですよね・・
お客様も「まだ大丈夫」と思ってご自身でコーキングをして凌いでいたそうですが、
見えないところで腐食が進行していました。
バルコニーの下が居室だったこともあり、
工事を先延ばしにして床が抜けたら大変だったね・・なんてお話もしていました!
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