皆さまこんにちは!
無垢スタイル建築設計 建築コンサルティング部 リノベリフォーム部門の佐藤正幸(サトウマサユキ)と申します。
台風や線状降水帯の影響で急な雨や長雨が多い時期になりましたね。
雨漏れや雹(ひょう)の被害も多くご連絡がくるようになりました。
一方で、業者を名乗る者からの指摘があり、不安になって連絡をしたというお客様も増えてきております。
わざと屋根の一部を壊すなど、詐欺被害の報告もありますので、飛び込み業者などには注意が必要です。
飛び込み業者に屋根を登ってみてもらうことは避けた方がよさそうです。
無垢スタイルではご不安な方のためにドローンによる撮影・診断も可能ですので、
ご興味がある方は是非ご連絡下さい。
ところで、皆様は屋根のメンテナンスサイクルはご存知でしょうか?
様々な屋根の材料はありますが、中でも多いスレート屋根と瓦屋根についてご紹介したいと思います。
スレート屋根
スレート屋根(コロニアル)のご自宅が一番多いと思いますが、
こちらの材質は10年に1回の塗装を行い、30年持つ素材になっていますので、定期的な塗装をお勧めします。
1990年代中頃~2000年代中頃のスレート屋根はアスベストが含まれなくなったため、
耐久性が低くなってしまっているため、特に注意が必要です。
築30年近いご自宅はガルバリウム鋼板による屋根のカバー工法も検討してみるのも良いかもしれません。
また見落としがちなベランダの防水も10年に1回のペースでメンテナンスが必要ですので、
塗装と一緒に検討するのが良いと思います。
そうは言っても資金があまりないという方には部分的な補修も出来ますので、ご相談下さい。
瓦屋根
瓦屋根については材料で耐用年数が異なってきます。
- 粘土瓦…耐用年数50年超
- セメント瓦…耐用年数30~40年、10年に1回の塗装が必要
- 乾式コンクリート瓦30~40年、10年に1回の塗装が必要
瓦自体の耐用年数は長いですが、漆喰部分のメンテナンスは10年に1回になりますので、
漆喰のメンテナンス時に瓦に異常がないか同時に確認してもらうのが良いでしょう。
また、雨からの被害を防ぐ防水紙の耐用年数は20年前後と言われています。
漆喰部分の劣化や瓦がズレたりして雨漏れの原因になっていないか確認するようにしましょう。
瓦のビスが浮いたり抜けたりして、ビス穴から雨水が侵入してしまうケースもありますので、
細かなところも確認が必要になります。
屋根に関するご相談はなんでも無垢スタイルへ
無垢スタイルでは屋根のメンテナンスだけでなく、
太陽光の設置や雨漏れ診断、火災保険の利用など、なんでもご相談いただけますので、
気になる方は是非ご一報ください。
無垢スタイルの展示場には実際の屋根サンプルなどもありますので、一度ご来場いただければ幸いです。
ご不明点についてもお答え致します。
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