こんにちは、設計室のあっちゃんです。
休みを利用して家族で浅間山のふもとの森に行ってきました。
自然とのふれあいやムササビなど画像越しですが見ることが出来、
リフレッシュが出来ました。
ちなみに落葉広葉樹で、1年で葉が入れ替わるため、
葉の厚みが薄く光を地上までよく通し明るい森で地上に花なども咲きやすいとか。
勉強になりますね。
この浅間山は1783年に大噴火を起こしてから現在も活火山に指定されて活動中です。
足元は数センチもしないで火山灰が出てくる状態で自然の驚異を身近に感じました。
関東大震災から100年
さて、火山もそうですが、天災の中でも「地震」の経験は皆さんよくあると思います。
この時期になると毎年繰り返し
「耐震診断・耐震改修技術者」
「被災建築物応急危険度判定士」として
お話をさせて頂いておりますが
今から100年前の1923年9月1日に関東大震災が発生しました。
現在では防災の日として知られております。
子供のころからいつか来ると言われていて100年が経ちました。
月日が経つのは早いですね。
現在、日本を含め世界中で地震活動が活発になってきており
被害も報道されております。
首都直下型地震で被害が予想される「建物の倒壊」
皆さんの記憶に新しいところの
兵庫の地震は、都市型の地震で建物と火災による被害が甚大となりました。
東北の地震は、プレート型の地震で、津波による被害が甚大となりました。
一方、関東で起こるであろう、首都直下型の大地震の場合、
地震による被害が多く想定されます。
耐震性の弱い建築物の倒壊、液状化現象による建物の傾き・倒壊などです。
一棟でも倒れない家を増やしたいと活動をさせて頂いている「耐震診断員」として、
特に耐震性の弱いと思われる建築物(特に昭和56年5月31日以前に建築された建物)については、
まず、耐震診断員による耐震診断をして頂き、
現在のお家の状況を把握して頂くことをお勧めします。
熊本地震で新たに分かった耐震補強が必要なケースも
平成28年4月14日に起きた熊本地震をきっかけに、
昭和56年6月1日以降平成12年5月までに建築された木造住宅(新耐震)に関しても被害が出たことから、
新たに接合部を中心とした確認や補強などが必要なケースがわかってきました。
万が一、倒壊の可能性がある場合は、構造補強を行い、
倒壊を防ぎ生存空間を確保することが、望ましいです。
但し、補強を行うことにより100%被害を防ぐ事は保証できません。
何故なら、天災だからです。室内の家具や物により、被害を受けることもございます。
不要な不安をあおる事は致しません。正確な現状把握をして頂きたいとの思いです。
「天災は忘れた頃にやってくる」、「明日は我が身」という思いで
もう一度身の回りの安全性や建物の強度をお調べして頂くことをお願い致します。
地震が起きたら身の安全の確保と正しい情報の確認を
携帯電話やテレビ・ラジオで緊急地震速報が発表されております。
情報が発令された際は、冷静に心構えをし、
地震が起きたらまず、身の安全の確保をお願い致します。
命さえ助かれば、人と人が助け合い、その後の生活手段はいろいろあると考えます。
また、ご自宅や職場にいる際に起きる確率が多い中、
如何に被害を防ぐことが出来るのか?
100年前と都市環境や情勢が異なりますが、時間がある限り、
まずは多くの建物を地震で全壊しないように強くし、命だけは守れるようにする事です!
行政なども耐震補強、建て替えなどに対して補助金制度を設けるなど、積極的であります。
今地震が起きたら、まずご自身の安全を確保しましょう!!
お住まいの市町村や勤務先周辺の避難先、
どこに避難をするかなど頭に入っていますか??
いざという時の為にあらかじめ避難場所の確認、避難経路など
ご自身、家族、職場で決めておきましょう!!
無垢スタイルは地域防災ステーションとして活動しています
無垢スタイル建築設計では、今何が出来るかを考え、
無料の耐震診断や床下点検などを
少しでも被害を減らしたいとの思いで取り組んでおります。
また地域密着の企業としてお客様に健康で安全なお住まいで、
安心して過ごして頂きたいとの思いで
弊社が加盟している「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合」の
地域の防災拠点プロジェクトに参加し
「地域の防災ステーション」としての活動を始めました。
地域の皆様に、より、安全と安心を提供していく会社に成長します。
無垢スタイルのモデルハウス・ショールームで、見て・触って・体感できます!
無垢スタイルでは便利な収納アイデアを体感できるモデルハウス・ショールームをご用意しています。
収納リフォーム、またはリノベーションをご検討の方は是非モデルハウス・ショールームにお気軽にお越しくださいませ!