こんにちは!建築コンサルティング部リノベーション部門の岡 夏希と申します。
突然ですが、皆さんは将来の自分について考えたことありますか?
私は仲のいい祖父や祖母を見ていると、将来こんなおじいちゃんおばあちゃんになりたいな、なんてよく考えます。
とは言え高齢ですから、生活がしにくそうな場面をよく見かけます。
そんな場面を多く見るのが『水回り』です。
今回は老後や介護を考えた水回りをご紹介します。
介護の水まわりで大切なポイント3つ
まず、介護の水回りを考える際に大切なポイントがあります。
それは・・
- 1.短く無駄のない動線
- 2.十分なスペース
- 3.バリアフリー
の3つです。
1.短く無駄のない動線
動線は、移動距離が少なく済むよう「短く無駄のない」ものにすること大切です。
そのためのポイントとして、
- 水回りを1箇所にまとめる
- 何度も曲がらずに進むよう単純な同線にする
- 居室を近くに設ける
などがあります。
また、水回りを1つにまとめることで家事の動作も楽になります。
2.十分なスペース
楽に動ける十分なスペースを確保することが大切です。
介助者が必要な場合や、車いすなどの場合はその分のスペースも確保してあげましょう。
出入り口や廊下の幅は広くとりましょう。
車いすの場合、自走式では85cm以上、介助用車では75cm以上の幅が必要となります。
また、介助者に支えられての歩行でも、間口が広いと無理な体制をとることなく済みます。
また、出入り口の扉を引き戸にすることでスペースを広く使うことができます。
ちなみに浴室では三枚引き戸にすることでさらに広くなりおすすめです。
3.バリアフリー
バリアフリーとは、建築などにおける生活の中で不便に感じる所をなくすことをいいます。
例えば、手すりの設置や段差の解消、部屋と部屋の温度差をなくすなどが挙げられます。
お風呂場の事故でも怖いのは、ヒートショック現象です。
暖房機能付きの浴室乾燥機を設置、住宅の断熱性を上げるなどしっかり対策をしておきましょう。
介護リフォームはプロに相談しよう
いかがだったでしょうか?
水まわりの介護リフォームの大切なポイントをお話してきましたが、それよりも大切なのは相談することです。
リフォームを行う家にどんな問題があり、介護を必要とする方の生活スタイル、
将来誰が住むのかなど明確にしていくことが大切です。
岩槻の体感モールでは、バリアフリーに特化した展示場や、
高齢者の疑似体験コーナー、断熱の性能を体感できるコーナーなどがあります。
現在お住まいのお家で今後バリアフリーのリフォームをご検討されている方、
ぜひ一度岩槻の体感モールへお越しください!お待ちしております。
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