こんにちは。
無垢スタイルの建築コンサル部門の菊地です。
改装工事の選択が増えている日本
いきなりですが、問題です。
日本で新築とリフォームに使われているお金はどっちの方が多いでしょうか?
正解は…リフォームです。
国や地域によって異なりますが、日本の住宅市場においては、
改装工事を選択する人の割合が年々増加している傾向にあります。
2020年の住宅リフォーム市場規模に関する調査(JIRCA調べ)によると、
日本の住宅市場における改装工事の市場規模は、約18兆円に上ると推定されています。
これは、住宅市場全体の規模に占める割合である市場シェアが、約61%にも及ぶことを意味しています。
改装工事を選択する人々の中には、古い家屋の魅力を残しながら、
より機能的で快適な住空間を作り上げることを目指す人々が多く、
また、持続可能な住宅を求める人々も増加傾向にあります。
これらの理由から、改装工事を選択する人々の割合は今後も増加する可能性が高いと考えられています。
では、改装工事のメリットとデメリットについて詳しく説明します。
改装工事のメリット
①コスト効率
改装工事は、新築に比べて費用を節約できる場合があります。
既存の建物の一部を活用することで、基礎や構造の再建や建築材料の購入費用を抑えることができます。
②環境への配慮
既存の建物を改装することは、新築に比べて環境への負荷が低い選択肢です。
廃棄物の発生量を減らし、エネルギー消費や資源の使用を最小限に抑えることができます。
③今の建物の魅力を活かせる
古い建物には独自の魅力や歴史的価値がある場合があります。
改装工事を行うことで、その魅力を保持しながら現代の機能やデザインを組み合わせることができます。
改装工事のデメリット
①制約された設計
改装工事では、既存の建物の構造やレイアウトに制約がある場合があります。
設計の自由度が制限されご希望の仕上がりにならない場合があります。
②予算とスケジュールの制約
改装工事は、予算やスケジュールの制約を抱えることがあります。
予期せぬ課題や変更が発生することで、コストや工期が増加する場合があります。
解体してみて初めてわかる問題もあるので、その可能性も考慮しておくことが大切です。
シロアリの映像になりますので閲覧ご注意ください!
③機能性や効率性の制約
古い建物を改装する場合、現代の機能や効率性を完全に導入することは難しい場合があります。
既存の構造や制約に合わせなければならないため、最新の性能に満たない場合があります。
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