皆さまこんにちは!
無垢スタイル建築設計の佐藤正幸(サトウマサユキ)と申します。
桜もあっという間に散ってしまい、暖かい日が多くなりましたね。
今回のテーマは外壁塗装についてですが、
時期としては今が一番気候的には良いとされているため、
劣化が気になっている方は検討してみるのもいいかもしれません。
チョーキング現象が起きていたら一つの目安です。
この時期になると、
「もっと早くこういった内容を聞いておけばよかった」と
施工後にご相談いただくお客様が増える傾向にあります。
私が経験したポイントをまとめましたので、
外壁を検討されている方は参考にされてみてはいかがでしょうか。
ただ、あくまで私が経験し、まとめたポイントなるので、
すべての業者にあてはまるわけではありませんし、
他社を批判することではなく、消費者を守りたいという思いがあるので、
以下の内容をまとめさせていただきました。
外壁塗装は免許や資格がいらないからスキルに差が出やすい
さて、外壁塗装を考える際に数社から相見積もりを取るかと思いますが、
安すぎる業者には注意が必要です。
飛び込み業者などにはさらに気を付けてください。
一般的に外壁塗装はリフォーム業として扱われていますが、
特別な免許や資格を持っていなかったとしても開業することが出来るため、
スキルやキャリアにも差が出やすいとされています。
例えば1年程の経験しかないものの社長兼親方をしている人もいる一方で、
数十年のベテラン職人であっても小規模な会社に社員として所属している人もいます。
ちなみにですが無垢スタイルにも数十年間塗装業を営んでいた方が、
社員として働いていたりします。
キャリアに差が出てしまうため、外壁塗装の仕上がりにも施工を担当する職人ごとに差が生じ、
丁寧な仕事をする人だけでなく雑に行う人も少なくありません。
知っておきたい外壁塗装5つの落とし穴
価格が安いことは魅力的ですが、
その点だけを重視して後悔しないために知っておきたい5つの落とし穴を紹介します。
1.塗料を薄めて材料費をカット
外壁塗装工事でかかる塗料代を減らすために
必要以上に塗料を薄めて塗装されてしまう恐れがあります。
仕上がった直後では気付くことが難しく、劣化があまりにも早いことに後から後悔するケースがあります。
最悪の場合必須である下塗りを省略されてしまうこともあります。
適正な塗料の缶数を把握し、しっかり使用しているか確認するようにしましょう。
2.乾燥時間を守らずに人件費をカット
通常、外壁塗装をする際は、下塗り・中塗り・上塗りの3工程を3~5日かけて行います。
塗料ごとに定められている乾燥時間を守らずに早く終わらせてしまい、
人件費を1日浮かすなどをしている業者もあります。
剥がれやすくなってしまったり、ムラが出てしまったりするので、早すぎる施工にも注意が必要です。
3.足場代で作業費をカット
足場屋と塗装屋が分かれている場合も多いので、一概に塗装屋が悪いとは言えませんが、
簡易的な足場を組み、作業費をカットするパターンもあります。
2m以上の高所作業が必要な場合は単管足場を使ってはいけないと法律でも定められていますので、
網のような足場が少ないなと思ったら注意が必要です。
4.後から追加費用を請求
塗装費用が安すぎると、後から追加費用を請求されてしまう恐れがあります。
外壁塗装工事には、外壁塗装作業以外にも
足場や高圧洗浄、養生費、現場管理費、会社の売上となる諸経費も含まれます。
しかし、安すぎる見積りではそういった塗装以外の必要作業を工事金額には計上せず、
工事が始まってから、「この作業は別途になりますがやりますか?」と聞いてきます。
総額の値段なのか、契約をしてしまう前に確認するようにしましょう。
5.低品質の塗料を使う
塗料にもグレードがあり、品質順に「アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機」と良くなるにつれて、
耐久年数や費用も変わってきます。
何の塗料を使っているのか聞かなくても教えてくれる業者を選ぶようにしましょう。
ちなみに無垢スタイルではどの塗料も使用可能ですが、
標準でフッ素に近いプレミアムシリコンを使用するようにしております。
外壁塗装は頼む業者によって仕上がりが左右されます。
高品質に工事をしたいのであれば、
価格ではなく実績・品質・サービスなどを重視して選ぶようにしましょう。
無垢スタイルではドローンによる点検も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
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