2023.01.20FRI内装リフォーム
お手軽なクロスの張替えでお部屋の印象を変えてみよう part2 ~アクセントの取り入れ方と失敗しない基本ルール~
埼玉県のリノベーション・リフォームは無垢スタイル
こんにちは。
無垢スタイルの立石です。
前回の色使いの基本ルールを知るところまでお話しできましたので、
今回は「色のトーン」のお話になります。
色のトーンを理解しよう 例:グレージュ
引用:色彩検定HP(https://www.aft.or.jp/)
トーンとは、上の見本のように色相環がいくつも並んでいますが、
少しずつ「濃くなったりくすんだり」いますね。
この色の濃淡と混ぜる色によるくすみ具合を合わせていくと、
お部屋全体の印象も統一感がでてまとまりやすくなります。
最近流行りのグレージュも、上の表でいうと
左上のふたつめの色相環「ライトグレイッシュ」の世界観だと思います。
全体的にグレーとベージュが混じった中で薄く優しい印象を持たせていて、
その濃淡が好みで分かれるように思えます。
このやさしい色づかい。上品さが伝わりますよね。
カーテンやベッドのカバー、ソファーなどもその配色に近づけていけば◎。
統一感のある空間に仕上がりそうですね。
白を基調にしたシンプルなお部屋にアクセントをつけた事例
さて、ここからは「白」を基調とした配色で世界観を出したい方向けのポイントです。
一番人気なのは【シンプル/ナチュラル】テイストです。
基本は薄い木の色と白。そこに何を足せば、どんな印象に仕上げられるのか見ていきましょう。
■グレー
中心に白、そして左に薄いグレー、右に濃いグレー。
床と同じ色調の木目調クロスで動きをつけたパターン。
白といっても、こうしてみると同じクロスを使っているのに手前と奥の陰影で印象が変わります。
中心の白が浮き出て見えるのがきれいですよね。
こちらはダーク系の床の色に負けないように思い切って全体にグレーの壁紙を採用した事例です。
ドア枠の白が目立つくらいのグレーなのですが、全体的に張ると白調に見えますよね。
このお宅は壁紙ではなく梁のこげ茶がアクセントになっています。
■レンガ
一番奥に濃い色を入れてアクセントに。
奥に濃い色を使うと部屋全体の奥行感が増して広く見えると言われています。
マンション特有の凹凸に合わせて茶系の中でも濃いレンガ調をチョイス。
このレンガの色の中に茶とグレーが含まれているのでバランスがとれています。
■グリーン
これはワークスペースとしてお使いになるスペース。
ちらっと見えるグリーンは、施主様お気に入りのボタニカル柄。素敵なアクセントになっています。
■ブルー
奥にブルーを使ってアクセントに。グレーの混じったブルーで、爽やかながら落ち着いた印象に。
落ち着いたトーンでまとめたレトロアンティークな事例
続いては個性的で優雅な【レトロ/アンティーク】スタイルのご紹介です。
■ダーク系
ダーク系の色で統一したレトロな雰囲気です。
■くすみ系
ダークよりも少し薄くくすんだトーンで天井にアクセント。
落ち着いたトーンでまとめたレトロアンティークな事例
今回のお話では、クロスの張替えの時に使えるアクセントカラーのなかでも、
最近特に人気のあるグレー、ベージュ、ブルーに焦点をあててお話しをさせていただきました。
大半のお客様は「シンプルに」とお話をされますが、
やはりちょっとだけ個性を入れたくなるものです。
そのさじ加減は色の濃淡とくすみ度合の調整。
「こんな風にしたいのだけど、自信がない」
「イメージはあるのだけどうまく言葉にできない」
という方も、少しだけ勇気をもってお話ししてみてください。
きっと無垢スタイルでしたら、そのイメージを具体化できると思います!
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