こんにちは。無垢スタイルの高橋です。
今回は珪藻土と漆喰に関してご紹介させて頂きます。
珪藻土と漆喰って違うの?
お客様と打ち合わせを行っている際に
ご質問で「珪藻土と漆喰はどんな違いがありますか??」とよく質問を受けます。
ぱっと見の仕上がりはさほど違いがありませんが、実は全然違います。
そんなご質問にお答えさせて頂きます。
1.原材料の違い
珪藻土
海中の海藻(植物性プランクトン)が化石になって積み重なって固くなった土です。
その原料を1000度以上の熱を加えることで不純物を除去して純度を高めていきます。
また、非常に細かい穴が無数に開いているため、この穴が様々な効果を生みます。
漆喰
消石灰(水酸化カルシウム)を主原料としています。
消石灰は石灰石を1000度以上の高温で熱した後に冷ましてつくられたものです。
2.効果の違い
珪藻土
とても優れた調湿効果があります。
室内の余分な湿気を吸着し、乾燥したときには湿気を放出して、部屋の中の湿度を調湿する効果があります。
最近では珪藻土のバスマットやコースターなど、幅広く利用されています。
また、消臭効果もあり、ペットやたばこのにおいなども消臭することできます。
漆喰
珪藻土と同様に調湿効果や消臭効果が期待できますが、
珪藻土の方が一般的には効果が高いと言われています。
珪藻土よりも優れている効果はホルムアルデヒドという有毒物質を吸着・分解する働きがあります。
また、耐水性能にも優れているため、外装材でしっくいを使用することも出来ます。
3.仕上がりの違い
珪藻土
珪藻土の方がざらりとした質感で凹凸が感じられます。
その分、コテの仕上げ方のバリエーションが豊かでいろいろなデザインを演出出来ます。
漆喰
漆喰はつるりとした質感で上品な光沢があります。
見た目がすっきりしている方が多いのが漆喰かと思います。
無垢スタイルの展示場で施工事例をご覧ください
無垢スタイルで珪藻土、漆喰共に施工する事が出来ますが、
施工実績は珪藻土の方が多く使われています。
調湿効果、消臭効果が高く、デザインのバリエーションが豊かな珪藻土の方が人気があります。
ジメジメするこの季節にはとても最適な内装材ですね。
是非ご参考にして頂ければと思います。
弊社の展示場でも珪藻土や漆喰を使用しておりますので、いつでも遊びに来てください。
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