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2022.06.12SUN内装リフォーム

タイルの材質の分類と適所を解説!

埼玉県のリフォーム・リノベーションは無垢スタイル

こんにちは!無垢スタイルの藤川大成です!


タイルって全部が全部同じ素材手法で出来ているわけではないのはご存じでしたか。
カタログなどを見ていると写真のような表記を見たことはありませんか。



これらが何を表しているかご存知でしょうか。


タイルの材質は成形方法(AまたはB)と強制吸水率(Ⅰ~Ⅲ類)の組み合わせにより
6つに分類されています。


今回はそんなタイルの材質の分類とよく用いられる場所についてお話ししたいと思います。
タイルにも適材適所があるため、選ぶ際に是非参考にしていただけたらと思います。


成形方法による違い

まず成型方法についてです。

Aは「押し出し成形」

押し出し成形とは含水率22%~25%の粘土状の原料を機会に入れ、ところてんのように押し出して、
所定の長さにカットするといったものです。主にレンガなどは押し出し成形です。

Bは「プレス成形」

プレス成形とは限りなく水分を含まない粉末状の原料を型に入れ、高圧プレスをかけ成形するものです。


強制吸水率による違い

次にⅠ類、Ⅱ類、Ⅲ類についてです。

Ⅰ類(磁器質)

吸水率が3%と水に強く硬いため、雨にかかる外壁や玄関、床や壁の内装、
キッチンや洗面といった水回りなど、ほとんどの環境で使用可能で用途が幅広いものです。
モザイクタイルはそのほとんどが磁器質タイルです。



Ⅱ類(せっ器質)

吸水率が10%以下でⅠ類に近い物からⅢ類に近いものまであります。
内装用で用いられることが多いですが、外の環境でも使えるタイルもあります。



Ⅲ類(陶器質)

吸水率が最も高く、ほとんどが内装用のものになります。
豊かな色彩、ディテールの個性的な成型が可能なものです。



釉薬(ゆうやく)って何?

最後に釉薬についてです。


釉薬とはタイルの表面を覆うガラス質の被膜の事を言います。
釉薬が施されていないタイルを無釉タイル、施されたタイルを施釉タイルといいます。
無釉タイルは素地そのものの色になるのに対し、施釉タイルは釉薬がタイルの色を作ります。


環境や用途に適したタイル選びを

いかがでしたか。 タイルにはこのような分類の仕方があって、材質によって用途が使い分けられています。
その環境や用途に適した材質のタイルを用いることが大切です。
今後タイルをご自宅に採用される際にご参考になればと思い書かせていただきました。


北欧ヴィレッジのパウスハウスでは可愛らしいタイルが施されていて、
内装へのタイルの取り入れ方など参考になると思います。
是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。皆様のご来場をお待ちしております。

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