こんにちは、無垢スタイルの稲垣です。
今回はユニットバスの土間打ちについてお話しします。
ユニットバスを支える土間。施工には最新の注意を
何度も施工させて頂いているのですが、やはり緊張する施工というのは、誰にでもあるもので…
私の場合は、それがユニットバスの土間打ちになります。
もともとが、ユニットバスならば、浴室の解体すると土間が見えてくるものですが、
在来工法の浴室だった場合などは新しく土間を打設することになるので、細心の注意が必要です。
土間はユニットバスの重さを支える重要な場所になります。
土間の厚みを間違えると、ユニットバス自体の高さが変わってしまい、
入り口や窓などに多大な影響が出てしまう重要なものです。
ユニットバスなのに土間がない…
ですので、今回も解体前に床下より確認していたところ、
なんと、ユニットバスでありながら、土間の打設をしていないではありませんか?
床下から見えるはずのユニットバスの脚が無く、代わりに架台が組んであるタイプ。
これは2階にユニットバスを取り付ける時などにも用いる工法で、吊り下げ式などと言われます。
吊り下げ式、悪くないんですけど、このような場合は、確実な土間コンクリートの打設が必要になります。
先ほどお伝えした、高さもそうですが、強度も大切になってきます。
強度が大切な土間コンクリート
土間コンクリートの強度が不足していたので、ユニットバスが沈みました、なんて冗談にもなりません。
ですので、土間コンクリート強度にも細心の注意を払います。
やわらかい土間になんてユニットバスは取り付けられません。
施主様にさえ、乾燥し硬化するまで立ち入りを禁止します。
誰かが入って土間コンクリートを荒らして水平が取れなくなると、やり直しとなります。
という事はお風呂がない状態で、何日間も余計に過ごさなければなりません。
どうしてもその様なことは避けたいので、入り口には養生テープで立ち入り禁止にさせて頂きます。
土間コンクリートに侵入者!?
そして土間コンクリートが乾燥するのを待っていよいよユニットバスの取付の日に施主様からご連絡がありました。
「入られました。」 「隙間から入られました。」 ???
隙間、ありますよ、あります、養生テープですからね、でもね、人が一人入れるような隙間なんて、私、作らないんですよ。
故意に開けましたか?開けましたよね。見たいですよね、わかりますよ、ご主人、でも困りますよ、いや本当に…
そんな言葉が頭の中で何度も繰り返されながら現場に直行しました。
御挨拶もそこそこに、現場確認させていただきます、そう言って廊下の奥に進んでいくと、
そこには打ったばかりの土間のコンクリートに、確かに犯人の足跡が、点々と、、、。
そこには飼い猫の足跡が無数にございました。
ご主人さまが入ってしまったと思っていたので、安心しました。
大丈夫です、その一言をお伝えして、施工は滞りなく進んでいき、ユニットバスが完成しました!
肩からもお湯が出る最新式のユニットバスでしたので、施工には十分注意していました。
土間に猫の足跡があっても弊社では施工ができます。
足跡が気になる方、猫を飼われている方、間違いありません。
どうぞお気軽に、弊社スタッフまでお問い合わせください。
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