こんにちは。無垢スタイルの立石です。
今回は、以前住んでいた自宅の屋根のお話です。
90年代の木造建。屋根がベロベロに…
1990年代に建てられた木造戸建てになりますが、
建築の仕事に携わるようになり、雨樋がズレているところを直そうと
自身ではしごをかけて屋根を調べた時のこと。
スレート屋根と言われるセメントを主成分とした5mmくらいの厚みのある材料で、
ひらべったい形状をしているものが使われていたのですが、
ベロベロ剥がれている様子をみて背筋に電気が走りました。
「噓でしょ!これって!?」
そうです。あの問題になっていた屋根材だったのです。。。
この当時は、アスベスト問題が背景にあった時代。
大手メーカーさんが世に出した環境配慮型の商品ではあるのですが、
5~7年くらいで剥がれが見られ、塗装ができない状態になる屋根材。
ニチハのパミールやクボタのコロニアルNEOなどがその商品名になります。
この剥がれ方を見ると我が家の屋根は前者だと思われます。
過去には裁判なども起きていたようですね。
埼玉県内でも、この年代のとある会社さんが建てた建物はほぼこの屋根です。
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このような屋根が自宅に使われていた場合、塗装は不可なので、下記の方法でリフォーム工事を行う必要があります。
・屋根の葺き替え
・屋根のカバー工法
実際に塗装の場合との費用を比較すると50万円以上の差額が発生するので、
「そろそろ塗装かな?」といった感覚では済まされず、
実際に自分自身で経験すると「ショック」以外の何ものでもありません。
正直「何で自分がこんな目に…。」と思いました。
無知って怖いですよね。
中古で購入しましたが、不動産屋さんも買う時にはそんなこと教えてくれませんでした。
<ポイント>
・1990~2010年までの間に建築された木造戸建てに該当
・ノンアスベストの屋根材が使われている
・塗装でのメンテナンスができない
・屋根の葺き替え、またはカバー工法が必要になる
私と同じような失敗をしないために、無垢スタイルではドローンの無料点検も実施しております。
この年代に該当する木造戸建ての建物にお住まいの方は、ぜひご相談ください。
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また、風雨・火災などから暮らしを守る住まいの外壁や屋根をしっかりメンテナンスすることは、家族の安全・安心を確保することと同じです。
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