こんにちは!無垢スタイルの中野目と申します。
今回はキッチンの交換工事に伴い、垂れ壁の撤去工事を行いました!
目次
垂れ壁とは
垂れ壁とは、天井や梁から床面へ向かって垂れ下がっている壁のことです。
煙が室内に広がらないようにするための、防煙壁として設けられています。
そのため、主にキッチン周りでよく見かけますが、最近ではデザインを重視してリビングや居室にあえて垂れ壁を作るケースも増えています。
垂れ壁の種類
垂れ壁にはどんな種類があるのか、主に3種類の垂れ壁をご紹介します。
ストレート型
キリッと空間を区切ってくれるストレート型は、キッチン以外にも、居室やWICなどに幅広く使えます。
特にリビングと和室で空間を区切るときに採用されることが多いそうです。
アーチ型
丸みのあるアーチ型は、意匠デザイン上もナチュラルでやわらかい印象を与えることができます。
北欧系や、ナチュラルなデザインが好みの方はアーチ型を採用されることが多いです。
三角型
あまり見かけない三角型の垂れ壁は、アーチ型と比べ、モダンな印象に合います。
三角の角度を変えることで、お家の雰囲気も大きく変わります。
垂れ壁のメリット
- 1.空間の仕切り
- 2.火災時の煙の充満を防ぐ
- 3.おしゃれなデザイン
1.空間の仕切り
通常部屋を区切るときは壁や仕切りを使うのが一般的ですが、
狭くて窮屈な印象を与えてしまいます。
そんなときに上手く垂れ壁を設置することで、壁や扉を使わなくとも独立した空間を作れます。
ドアを毎回、開け閉めするは手間ですが、空間としては分けたい、というニーズにマッチしています。
2.火災時の煙の充満を防ぐ
垂れ壁の本来の用途は、火災時に煙の充満を防ぐことです。
煙は上方向に溜まってから急速に部屋全体に広がる性質を持っているので、
垂れ壁を設置するだけで、充満スピードを大幅に抑えることができます。
3.おしゃれなデザイン
垂れ壁には前述でご紹介したとおり、様々な種類があり、おしゃれな雰囲気を演出させ
立体感や奥行き感を感じさせることができます。
垂れ壁のデメリット
おしゃれなデザインで空間を区切ることができる垂れ壁ですが、配置を間違えてしまうと悪い空間作りになってしまいます。
- 1.費用がかかる
- 2.圧迫感があることも
- 3.薄暗くなる
1.費用がかかる
特に、アーチ型は高い施工技術が必要です。
そのため、採用する度に費用が増加し、知らない間にお家の予算オーバーになるといった事態があるので注意しましょう。
2.圧迫感があることも
あまり広くない空間で垂れ壁を設置すると、空間に圧迫感を感じることもあります。
設置場所をよく考慮してから、適切な大きさや高さを採用した方が良いです。
3.薄暗くなる
天井から突き出してる部分が大きいと、採光が上手く出来ず、通常の空間より光が届きにくいです。
こちらも部屋の空間の広さや設置場所によって、印象が大きく変わるので熟考した方が良いです。
垂れ壁を撤去して開放的なLDKに
今回はデメリット部分の大きかった、昔ながらの垂れ壁撤去のビフォーアフターをお見せしたいので、こちら側のみのお写真となります。
既存のリビングが上記写真です。
お客様から、キッチン交換に伴い、垂れ壁を撤去し開放感のある交換にしたい!とのご要望を受けました。
垂れ壁撤去の途中の写真です!
耐震性能上、取れない柱がありましたのでそちらはクロスとキッチンパネルで巻いて加工しました。
垂れ壁を撤去した際の写真です。
見違えるほど広々とした空間になりました!
キッチンの照明を蛍光灯からダウンライトに変更し、より開放感のある空間にしました!
お客様にも「完璧です!!」とお褒めの言葉を頂きました!
垂れ壁撤去は無垢スタイルまで
キッチンの垂れ壁を撤去して開放的なリビングにしたい!
などのお困りごとがありましたら、ご相談くださいませ。
無垢スタイルでは水回りの交換も得意としています!
お気軽にお声掛けください!
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