こんにちは、リノベリフォーム部の稲垣です。

先日、埼玉古墳群に伺った際に古民家を見つけてお邪魔してきましたのでご紹介いたします。

幸手市から移築された古民家

古墳の近くに古民家というと、何年前？？？と思いましたが、江戸時代の建物を移築してきたとの事でした。

ちなみに、移築される前は埼玉県の幸手市に立っていたとの事。

幸手市は私が育った土地でもあり、親しみを感じながら見学させていただきました。

まず目に飛び込んできたのは藁ぶき屋根と、広い間口。

建物の横には馬小屋までついて大きな稲作農家といった感じでした。

通常の農家より広い土間の台所が、大人数で暮らしていたことを感じさせられました。

また、台所の北側にはカマドや流しがありましたがどれも大きく感じました。

そして2重に掛けられた梁。現在の家ではあまり見ることはできない物です。

ここまでしっかりしていると、当時住まわれていた方々は、自慢していたのでは？と、思うくらいの立派なものです。

幸手で暮らしていたのでわかりますが、何より田んぼの多い地域でした。

なんでも、交通手段に船を使っていたので、東武線の駅ができるのがだいぶ遅れたと小学生のころ聞いたことがありましたが、そんな訳あるか？と内心疑っていました。

しかし、ここで証拠の品、発見です。

天井に船、本当だったのですね。

古い建物には当時の面影と生活様式、そして歴史を感じさせられます。

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