みなさん、こんにちは。リノベリフォームのタンバです。
今回は築浅住宅の吊り戸棚を撤去した、造作工事をおこなった現場よりお伝えします。
目次
吊り戸棚の役割
吊り戸棚とは、天井部分から吊る形で設置する収納家具のこと。
キッチン周りに設置されることが多く、空きスペースを活用して収納を増やすことができます。
近年では吊り戸棚を撤去し、空間をオープンにして開放感をもたらす事例が多いですが
吊り戸棚を撤去する前に、吊り戸棚のメリット・デメリットをご紹介します。
吊り戸棚のメリット
- 1.収納が増える
- 2.キッチンの目隠しになる
- 3.子どものイタズラ防止対策になる
1.収納が増える
垂れ壁には前述でご紹介したとおり、吊り戸棚は上部のデッドスペースを活用するため、無駄のない使い方ができます。
床スペースに収納家具を置くことなく、キッチン用品が収納できます。
2.キッチンの目隠しになる
対面式のキッチンで、調理中は集中したい、キッチン周りがごちゃごちゃしてるのを隠したい。
など思う方は、吊り戸棚が活躍してくれます。ほどよく空間を区切り、ちょうど良い『半独立空間』が生まれるため、
作業がスムーズに行えます。
3.子どものイタズラ防止対策になる
キッチンスペースは危険な調理器具があるため、
小さな子どもがいる家庭ではあまりキッチンスペースに近寄らせたくないのが本心です。
吊り戸棚は子どもの身長では届かないため、
使用頻度の低い、刃物や缶類などを置けるため、オススメとなります。
吊り戸棚のデメリット
- 1.圧迫感を感じる
- 2.意外と使いにくい
- 3.物が増える可能性も
1.圧迫感を感じる
スペースないキッチンに吊り戸棚を設置すると、全体的に暗くなり圧迫感を感じます。
集能力を代償にして、開放感をもたらすのかは、ライフスタイルに相談です。
2.意外と使いにくい
通常の収納家具と比べて、高い位置で配置されているため、出し入れがしにくいです。
吊り戸棚の上段や奥のスペースからキッチン用品を取り出すときは、踏み台が必要になるので
収納手順が面倒です。
3.物が増える可能性も
普段の出し入れが少ないキッチン用品を収納するため、あれもこれも吊り戸棚に収納すればいいや
となる考えが生まれやすいです。
大切なのは、出し入れしやすい場所に収納を設けることで
収納力を増やすことではありません。
分譲住宅によくある吊り戸棚のあるキッチンを変えたい!
お客様よりご相談があったのはキッチンの開放感が欲しいというご内容でした。
お建物は築4年の分譲住宅で企画された間取りとなっておりました。
キッチンは対面型のキッチンに吊戸棚が付いている仕様で、よくある一般的な分譲の間取りプランです。
収納を重視した場合、吊戸棚は重宝しますが、お住まいの方のライフスタイルによっては無くてもよい部分になりますね。
リビングダイニングとつながる対面キッチンは吊戸の有無で開放感が変わるので、キッチンに立つ方は重要なポイントにもなると思います。
戸棚を撤去してリビングとつながる開放的な空間に
今回の現場は吊戸棚を取ることで照明の計画も一部変更し、造作の下がり天井を設置したデザインとなりました。
下がり天井を木目にすることで独立した空間としながらも、リビングダイニングとの開放感のある空間としました。
照明もベースライトからダウンライトに変更しすっきりとした印象になりました。
キッチンの戸棚撤去リフォームは無垢スタイルまで
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