2020.03.28SAT耐震診断・耐震補強リフォーム
伝統構法住宅の耐震補強
こんにちは
無垢スタイルのリノベリフォームの立石です。
今回は、伝統構法で建てられているお宅の耐震補強工事をご紹介致します。
構造のねじれに対して変形が起きても追従できる補強部材として、『荒壁パネル』というものを採用しております。
このパネルは、土・古紙・木などの自然素材を原料としており、元来の土壁と同等以上の性能があると認められています。
もともと、伝統構法の建物は壁ではなく柱や梁が「地震の力を逃がす」役割をしています。
そのため、地震が来た時には建物全体の構造が揺れに対して動くわけなので「壁は壊れたら塗り直せばよい」という考え方だっとようですね。
この下の写真は『仕口ダンパー』といって、地震の力に対して、逆方向に力が働くようにする金物です。
簡単にいうと力を吸収してくれる部材になります。
この部材があることによって、地震の力によって柱が折れるのを軽減できます。
工法によって、耐震補強も違ってきます。
無垢スタイルでは建築構造の違いをしっかり理解した上で、現在の取り組みがあります。
古い建物で耐震にご不安のある方は無垢スタイルのリノベリフォームまでお問い合わせください。