2020.02.03MONリノベーション事例
カントリー調のインテリアから北欧の明るいナチュラルな空間へリノベーション
こんにちは!
無垢スタイル リノベリフォーム設計室インテリアコーディネーターの鈴木香澄です。
世の中では今、ウィルス対策のためのマスクが品薄状態で、スーパーの空になった棚を見ながらちょっと怖さを感じました。
ウィルスに、ではなく、情報に煽られること、というのでしょうか。
正しく怖がれるよう、情報の取捨選択や判断には、十分気を付けなければいけないなと思います。
さて、これまでご紹介してきたF様邸ですが、今回はイメージの具現化について考えてみたいと思います。
もとは、ペイントの雑貨や小物に囲まれた、カントリー調のご自宅でした。
床の色はそれほど暗くはないのですが、扉の色やキッチンの色は濃い目で全体的に暗いイメージでした。
ヒアリングをさせていただくと、北欧系の明るいイメージにしたいとのことでした。
元とのイメージとはかなり違ってきますが、家具も全て処分するということで、床・壁・建具・タイルなど、北欧系の中でもシャビーな可愛らしいイメージでご提案させていただきました。
キッチンのペンダントライトはぽってりとした厚みのあるガラスで、灯りがろうそくのように揺らめいて見えます。
温もりや癒し、かわいらしさをイメージしました。
疲れて帰ってきて、家事をしないとーというときでも、見ていて少しでも気持ちが癒されて、心がときめいて、明るくなるといいなという想いを込めました。
F様は、ご自分でアレンジを楽しまれたり、もともとセンスのよいかたなので、床や壁などベースとなる部分は、アクセントとなるインテリアと調和が取れるよう、白を基調とした優しい色使いとしました。
ドアやカーテン、ラグのグレーがかったブルーは、近年注目の色でありながら、夕方のくすんだ空のようなニュアンスのある色で、ノスタルジックな雰囲気もありとても素敵でした。
イメージがカタチになる。
私たちが思い描いていたことが、具体的に目の前に現れてようやく、答え合わせが出来ました。
後日、インタビューもさせていただき、無垢スタイルを選んでいただいたきっかけや、工事後の感想も伺うことが出来、とても喜んでいただいていることに心から嬉しく思い、引き続きお付き合いさせていただける喜びも生まれました。
出会いに感謝、です。