2019.02.11MONリノベーションの注意点
リノベーション設計の基準を作る「墨だし」とは?
こんにちは!
無垢スタイル建築設計 リノベリフォームの吉田です。
「墨だし」ってご存知ですか?
建物内部を解体し、床も天井もなくなってしまっているため、基準をつくって床の高さや天井の位置、壁、間仕切りの場所などを決めていく作業です。
今まで机上で打ち合わせをしてきた内容を設計士が図面に落とし、施工管理者、現場監督が現場に反映していく大切な作業となります。
その際、既存のサッシの高さや、玄関から玄関ホールへ上がる段差など、新しくしても変わらない場所などと調整をしながら進めていきます。
「もともとの部屋の天井高はいくつだっけ?」
こんな確認が打合せ中にあります。
解体前の現地確認で色々な寸法を取っていますから図面をめくればわかるのですが、解体後の現場でもヒントはあります。
住んでいる時には隠れていた柱や、天井の裏の柱、梁などの墨天井を作る際に柱を切り欠いた跡、色の焼け具合など・・・
ミリ単位で精度を測り、高い施工精度の仕上がりになるよう努めています。
そして、方針が決まったら、いよいよお施主様を現場にて確認し、方向性を決定し本格的にスタートです!
大切な住まいのリノベーションを安心してお任せいただけるようスタッフ一同取り組んでいます。
ぜひ、無垢スタイルのリノベリフォームにお声がけください。