2018.06.19TUE内装リフォーム
「古き良きもの」を残した古民家再生リフォーム
こんにちは
無垢スタイルのリフォーム設計室
インテリアコーディネーターの山下です。
改装前のお宅に伺って打合せをしていると、「古き良きもの」によく出会います。
特に木材は時が経つ毎にいい風合いを残してくれます。
「これ、素敵ですね!残しませんか?」
この言葉にびっくりされる方もいらっしゃいます。
当たり前の様にそこにあった物の価値をあらためて感じる瞬間なのかもしれません。
例えば
書院の飾り障子。
壁に貼ってあった木材も、剥がして1つ1つきれいにしています。
どの様に残っていくのか、楽しみですね。
間取りや雰囲気がガラッと変わってしまう様な大規模リフォームでも、
ずっと一緒に過ごしてきた思い出を何か形に残す事で
その家やご家族様の歴史も繋がっていく様な気がするのです。
とはいえ今あるものを残す事は簡単ではありません。
綿密な計画、現場のスタッフや職人さん達に相談しながらの作業になります。
「実現させるにはどうしたらいいのか」を真剣に考えて行動に移す、
そんな先輩方の背中をみて今日も勉強中です。