こんにちは。無垢スタイルの末岡です。
今回は、「フローリングを重ね張り(上貼り)してできた段差の解消方法」をご紹介いたします!
目次
フローリングの重ね張り(上貼り)の大きなデメリットである「段差」
「フローリングを新しくしたい」となった時、大きく分けてリフォームの方法は2つあります。
既存のフローリング材をすべてはがして新しい製品を張る「張り替え」と、
既存のフローリング材の上から新しい製品を張っていく「重ね張り」(上貼りとも言います)です。
重ね張りは、既存のフローリングをはがす工程がないので、
解体費用や処分費用が出ないぶんリフォームにかかる費用が安くなり、
工期も張り替えに比べて短期間で終わることが大きなメリットです。
しかしその一方、フローリングの重ね張り(上貼り)には、大きなデメリットもあります。
既存の床に段差がなく、『工事をする部屋』と『工事をしない部屋』ができる場合、
最低でも部屋と部屋の間に、1.2㎝(フローリング 厚12㎜)の段差ができてしまいます。
昔のように段差だらけの家ではなく、
新築当初よりバリアフリーで建てたお宅の場合でも、
フローリングの重ね張り(上貼り)で段差ができてしまうことがしばしば…
そこで、段差解消を目的としたリフォームもここ最近増えてきています。
フローリングに段差があるデメリット
「フローリングに段差があっても別に気にならない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、
フローリングの段差があると以下のようなデメリットやリスクもあるので注意が必要です。
段差につまずく
足腰の弱くなってきたお年寄りの方や、足元のおぼつかない小さなお子様などは、
たった数mmや数cmの段差でもつまずきやすく、怪我をする恐れがあります。
毎日の生活する空間に、そのようなリスクがあることは避けたいものです。
また、お若く元気な大人であっても、いつか年を取ることに変わりはありませんから、
早いうちからリフォームを済ませて対策しておくのがオススメです。
見た目が美しくない
たった数mmや数cmの段差でも、お部屋の中では目立ってしまうものです。
部屋と部屋の間の段差などは無くしておいたほうが、より広々とした一体空間に見せることができます。
フローリングの段差を解消する小技!
今回ご紹介するT様のお宅は、無塗装のナラ材を使い、フローリングを重ね張り(上貼り)されました。
フローリングの重ね張り(上貼り)と同時に、段差解消も施工させていただきましたのでご紹介いたします。
フローリング材を上手く加工して、上張りしたフローリングの厚みから、
なだらかな傾斜を施工して納めています。
完成をみると、簡単に施工してあるように見えますが、かなりの腕前が必要なんですよ。
無垢スタイルの高い技術を持つ職人だからこそできる技
お客様も、無垢材の足ざわりと心地に大満足のご様子で私も嬉しくなりました。
無垢材の床、良いですよ。本当に!
リフォームするなら、無垢の床を張りましょう!!
部分的でも、段差が出来ても大丈夫です。
無垢スタイルでは、高い技術を持つ職人が、丁寧に段差をなくす施工をさせていただきます。
ぜひお気軽にご相談、お待ちしております。
無垢スタイルのモデルハウス・ショールームで、見て・触って・体感できます!
無垢スタイルでは便利な収納アイデアを体感できるモデルハウス・ショールームをご用意しています。
収納リフォーム、またはリノベーションをご検討の方は是非モデルハウス・ショールームにお気軽にお越しくださいませ!