2016.11.28MON浴室リフォーム
浴室の温度差は命取り!浴室リフォームも無垢スタイルまで
こんにちは。無垢スタイルのリフォームの手柄です。
先日、お風呂のリフォームでご相談があったお客様のお話をさせていただきます。
冬になると寒さのあまりお風呂に入ることをためらう程つらいのだとご相談を受けました。
人間の本能と申しますか。。。身体が無意識に危険を察知したのかもしれませんね。
これは統計的にも如実に表れているデータなのですが
昨年交通事故で亡くなった方の総数が4914人なのに対し
同年ご自宅で亡くなった方の総数はなんとその2.6倍にもあたる1万2873人!
その1万2873人の亡くなられた方の実に1/3は浴室。
更にその死因の9/10がヒートショックによる心筋梗塞・脳卒中でした。
ヒートショックが起こりやすいポイントは主に2ヶ所あります。
1つは脱衣所で服を脱いだ時。
服を脱いだ時、体の表面温度はおよそ10度急激に下がると言われています。
すると寒冷刺激により血圧が急激に上がります。
この血圧急上昇が心筋梗塞、脳卒中を起こす原因のひとつと言われています。
もう1つは浴室の洗い場から湯船に入る瞬間です。
言うまでもなく一気に体温が上がり頭や心臓に流れ込んだ血液の圧力はいとも簡単に血管を破ります。
さて、これらヒートショックの被害を抑えるにはどうしたらよいのでしょうか。
それは単純に身体に掛かる温度差をできる限り最小限に留めることです。
そのためには脱衣所と浴室の室内を寒い場所から暖かい場所に替える必要があります。
それが実現できれば自宅内の不慮の事故で命を落とす危険性は大幅に少なくなると言るでしょう。
それを叶えるためにはタイル貼りの在来浴室を
保温力の高いユニットバスに替えたり換気扇を換気乾燥暖房機に替えたり
また既存の窓を2重サッシに替えたりと様々な対応策があります。
もちろん各お家により状況は多種多様にございますので
ご依頼をいただいた暁にはしっかりとした現地調査をさせていただき
ご自宅の環境に合ったご提案を解り易くご案内させていただきます。
この度ご依頼いただいたお客様はこの後ご契約をいただき今年中に工事を終えることとなりました。
これでまた1つ失わなくて良い尊い命を救える。。。。この喜びは何にも代えがたい私の幸せです。
浴室が寒くてお困りの方!是非無垢スタイルにご相談ください
※ちなみに2ヶ月前まで通れなかった床下の狭い人通口。なんと通れるようになりました。