皆さんこんにちは。
無垢スタイル建築設計の藤川と申します。
今回はよく使用される外壁の適切なメンテナンスをご紹介いたします。
1.窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメントに繊維素材を混ぜ込み、形成した外壁材です。
デザインのバリエーションが多い事や初期コストが安価な事、施工期間が短い事などで、
日本では窯業系サイディングのシェア率70%ととても普及しています。
しかし窯業系サイディングは素材自体に防水機能が無いため、
メンテナンスを怠って放置するとひび割れや剥がれが起き、雨漏れの原因になってしまいます。
定期的に塗装と目地部分のコーキングの打ち替え等の適切なメンテナンスを行うことで、
長く使える素材となります。
メンテナンスのタイミングは10年がひとつの目安ですが、
外壁に触れた時に手が白く汚れるようでしたら初期劣化が始まっているため、
塗り替えをしてもいいかもしれません。
2.モルタル

窯業系サイディングに次いで国内でのシェア率が高いのがモルタル外壁です。
砂とセメントと水を練り混ぜて、コテで塗りつける外壁材です。
塗りつける他に吹き付けなどで凹凸を出したり、デザイン性が高い仕上げをすることが可能です。
また目地が無い事から窯業系サイディングのようにコーキングの打ち替えが必要ない素材です。
しかし窯業系サイディングと同様に外壁自体に防水性がないため、
メンテナンスを怠ることでひび割れなどが起き、雨漏れの原因になります。
そうなる前に定期的にメンテナンスを行う必要があります。
こちらも窯業系サイディングと同様に10年程度で塗装が必要になります。
3.金属系サイディング

金属系サイディングとはアルミニウム、亜鉛を鉄板に施した鋼板の外壁材です。
最近はやりのモダン、シンプル、スタイリッシュといった印象を与えるデザインの外壁です。
上記の二つに比べて耐用年数が長い素材です。
窯業系サイディングのように目地がないため、
コーキングの打ち替えが必要なく、金属ですが錆びにくいという特徴があります。
また素材がとても軽量なため、
カバー工法という既存の外壁や屋根の上にガルバリウム鋼板を重ねて張るという工事も可能な素材です。
しかし金属系サイディングは錆びにくく耐久性がありますが、
メンテナンスが必要ないわけではありません。
15年前後で定期的に塗装をすることで長く使用できる素材なのは他の素材と変わりません。
外壁リフォームのご相談は無垢スタイルへ
今回は3種類ご紹介させて頂きました。
新築時にお選び頂く際に、初期コストだけ考えているとメンテナンスコストを見落としがちです。
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