こんにちは。
無垢スタイルのリノベリフォームの菊地です。
今回はちょっと変わったリフォームのお話です。
憧れるけどデメリットもある「吹き抜け」
新築時に吹き抜けを作りたい!というご要望はとても多いです。
リビングなどに吹き抜けを作ると開放的で採光も取れるので一度は憧れますね。
ただ、デメリットもあります。
①空気は温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ行く特性がある。
どういうことかと言いますと、夏は2Fで冷房を付けているとドンドン1Fが涼しくなり、
冬は1Fで暖房を付けているとドンドン2Fが暖かくなるという現象が起きます。
通常より光熱費が掛かってしまいますので、昨今の光熱費高騰の中でなかなかの痛手です。
②家族構成の変化で部屋が必要になる場合がある
新築当時から家族が増えてお子様の部屋が足りなくなることがあります。
もう一部屋あったらなぁ。という時に吹き抜けを塞ごうかという場合があります。
試行錯誤した吹き抜けを塞ぐリフォームをご紹介!
今回はこのデメリットを解消するべく試行錯誤しながら吹き抜けを塞いでみました。
「床として塞ぎたいが明かりは取りたい」
矛盾しているなと思いながら書いています。
吹き抜けのメリットである採光は確保しながら、
ランドリースペースや多目的に利用することが出来るスペースをつくりたい。
以前に施工させて頂いた現場は普通に床を張る方法だったのですが、今回はFRPグレーチングを採用しました。
転落防止の格子を外し、まずは木材で下地を組んでいきます。
グレーチングとは格子のことで網目状になっている建築資材です。側溝などに使われます。
グレーチングの優れている点はアルミより軽いけど、
鉄より強いという軽量性に対して強度が優れている点です。
また、格子状なので採光性、デザイン性、耐候性にも優れています。
吹き抜けを塞ぐのにピッタリな材料です。
グレーチングだけでも用途によっては問題ないのですが、
穴が空いているので空気のやり取りや下に埃が落ちてしまったりします。
なので、グレーチングの上にポリカーボネート板で床をつくることにしました。
ポリカはテラス屋根や車のヘッドライトなどに使われ、同じ様に採光性、耐候性に優れた建築資材です。
完成後のお客様の感想は、
思っていたより暗くならず柔らかい光が確保できた、
防音性も上がったので1FでTVを見ていても2Fで娘さんが勉強していてもあまり気にならなくなったとのことです。
ちょっと変わった工事でどこにお願いしたらわからないという方は、
無垢スタイルのリノベリフォームにお任せ下さい。
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