こんにちは。設計室のジョージです。

今回は空き家となっていたご実家をリノベーションして有効に活用された、
さいたま市Ｔ様の事例をご紹介します！

水まわりの交換からフルリノベーションへ転換

Ｔ様のリノベーション工事についての考え方ですが、
お会いした当初は「近い将来ご主人様の地元に帰る予定の為、
水廻り交換を中心に最低限内装がきれいになれば良い」という事でした。

それがお話を進めさせて頂く中で、
もっと長いスパンでこの家に住むという事になり
「せっかく長く住むのであれば間取りも変えて快適に心地良く過ごせる家にしたい」
というようにお考えも変わっていかれました。

使いやすい間取りはもちろんの事、
毎日わくわくした気持ちになるようなインテイリアデザインや、
暑さや寒さを緩和する為の断熱工事など、こだわりの詰まったお家となりました。

さいたま市の実家リノベーションをご紹介

リノベーションに関する写真とポイントをご紹介させて頂きます。

↳こちらは外観のビフォーアフターになります。
元々(左写真)は白を基調とした外観で街並みに溶け込んでいましたが、
築年数が経っていた事もあって劣化が目立つ状態でした。
施工後(右写真)はグレーを基調とした塗装によって個性が際立つ今どきのスタイリッシュな外観となりました。

↳こちらはメインのＬＤＫとなります。
元々キッチンは閉鎖的でそこまで広さもなかったのですが、
部屋の仕切りを無くして対面キッチンにした事と、
少しでも広く見えるようにコンロ前の壁も無くして視線が抜ける造りにする事で開放的な空間としました。
天井には意匠用の梁を入れてそこにスポットライトを付けてオシャレな光の演出を楽しめます。

↳こちらの左写真は車庫になります。
敢えてベニヤ張で仕上げる事で男心をくすぐるような無骨でかっこいい空間になりました。
その奥の正面に見える小さな扉もこだわりのポイントです。
右写真はキッチンになります。
側面の壁に小さな扉がありますが、この扉が車庫とキッチンを繋ぐ荷物の出し入れ専用の扉となっています。
買い物帰りに重い荷物を運ぶのは大変という時に荷物だけをショートカットして運べます。

↳こちらはＬＤＫに設けた内窓です。
意外と思う方もいるかもしれませんが家の中で熱の出入りが一番多いのは屋根でも壁でも床でもなく窓になります。
窓を経由して家全体の60～70％程の割合で冬は暖かさが逃げてしまい、夏は暑さが入ってきてしまいます。
窓の断熱性能を高める事は家全体の断熱性能に直結しますので、
リノベーションで快適な家を造る為には内窓の設置はとてもお勧めです。

空き家を有効活用したリノベーションは無垢スタイルへ

Ｔ様は初めてお会いした頃は最低限のリフォームに抑えたいというお気持ちもあり、
ご予算面を最優先にお考えになっていたかと思いますが、
途中で方向転換してしっかりリノベーションして快適に過ごしたいとお考えになってからは、
色々なこだわりをお聞かせ頂き、打合せでも様々なご意見やアイデアを発信して頂き、
私自身も楽しく進める事ができました！

空き家になった実家をリノベーションして有効活用するというのも、
費用を抑えつつ満足度の高いご自宅を入手するには賢い選択肢の一つかと思います。
素敵に生まれ変わったこのお家でＴ様ご家族がいつまでも快適にお過ごし頂ける事を心より願っております。

空き家を有効活用したリノベーションを実現されたい方は
無垢スタイル建築設計までお気軽にご相談下さい。