こんにちは。無垢スタイルの立石英之です。
今回は、中古を買ってリノベーションで失敗しないための、
「物件探し」についてお話しします。

物件購入に失敗したスタッフの実話

ちょっと前置きが長くなりますが、立石は中古物件購入を失敗した過去があります。
何も調べずに金額だけで判断したことで、台風が来ると家の前の道路が冠水する物件を購入しました。
不動産会社の方からの説明はありませんでした。
2軒となりの大家さんも同じです。

調べない自分が悪い、質問しない自分が悪い、何度も悔やみましたがこれが現実。
結果、10年以上たってから住み替えをしました。

中古リノベのポイントは、知識と判断力

では、ここからが本題になります。
失敗しないために何が必要か…。
ひとつずつ、ひも解いていきますね。

「二番手の方が…。」
営業マンの必殺トークはこれです。
迷っているうちに、別の方が購入意思表示をして先を越されてしまった。。
このような事例はよくある話です。
「先を越されてしまう前に」と真剣に選ぶ気持ちはあっても、
一般の方にとって、その物件自体の善し悪しを見抜くことはほとんどできません。

一生を左右する大きなお買い物と考えると、
じっくり慎重に選びたいと思うのが自然ですよね。

では、どうすれば必要な時期に正しい決断ができるか。。

答えはこちら！
『いざという時に惑わされないための知恵や知識を事前に身につけておく』
営業マンの必殺トークに右往左往しないためにも知恵をつけておく必要があります。

中古物件探しのポイント

1.物件が購入に値するかどうかを判断

• ・不動産会社の担当者からの情報把握
• ・物件近隣情報などを調べておく
• ・特にマンションは、駐車場費用や管理費、大規模修繕履歴を把握しておく

2.資金計画を立てておく

・銀行融資を受けるための事前審査をしておくこと

～ここまでは一般的な内容になりますが、大事なのは次の➂～

3.（ほぼ同時進行で）リノベーション会社の選定

可能であれば、購入前に調査を実施してもらうべきです。
　「安心して住める家かどうか」という点に関して、不動産会社の観点と建築会社の観点が違います。
売主様や不動産会社の把握していない雨漏りや劣化が隠れていることがあります。

中古物件の売り手と買い手の観点の違い

まずは、これら上記のポイントをおさえて物件選びをすることが大切です。
個人的な見解ではありますが、不動産会社の方はお探しのエリア内での物件相場を知っていますので、
お客様の条件内での物件探しはプロフェッショナルですが、
建物自体の善し悪しが分かるかというと、答えは「NO」です。
調査する観点が違います。

売主様にいくつかの質問を行い、該当する事象があるかどうかの聞き取り調査と、
屋根裏や床下を目視で調査すること。
読んでも分かりますがここに大きな違いがあるということです。

立石の経験談ですが、実際に物件購入されたばかりのお住まいを調査させていただいたときに、
誰も把握していない雨漏れが見つかったことがあります。
物件購入を失敗してから建築業界に入ったわけですが、
立石はこのときにそれぞれ観点の違いを確信しました。

せっかく購入したのに、マイナス要素が隠れていたとなるとショックも大きいものです。
想定したよりも余計に支払いが起きるなんてことは避けて通りたいですよね。

ですので、「3.（ほぼ同時進行で）リノベーション会社の選定」がとても大事なのです。
建物のプロのお墨付きを得ることはとても大事です。

安い物件には理由がある

建築業界に10年携わって、やっとわかったことですが、
あのときの立石のもうひとつの失敗がもうひとつありました。
「相場より安い物件と知りながら購入したこと」です。

不動産会社の方からしたら当たり前のことではありますが、安いには理由があるということです。
そこを見ようとせずに「買える金額帯だったから買った」だけだったのです。

無垢スタイルは中古物件探しからリノベーションをサポートします

中古物件探しを検討している方々には、自分と同じ過ちを起こしてほしくありませんので、
リノベーションまでご検討されている方は、ぜひ立石までお声がけください。
ご安心ください。同じ失敗はさせません！！