こんにちは。
無垢スタイルの建築コンサル部門の菊地です。
うだるような暑さが毎日続きますが、今回は窓の外部遮熱についてご説明させて頂きます。
内窓よりも効果◎な外部遮熱
実は、窓交換や内窓より外部で遮熱を行う方が遮熱効果が高いって知っていましたか?
内部の遮熱は補助金の対象になったりするので近年急速に普及しました。
外部遮熱は太陽光線が窓に当たる前に遮断するため、室内への熱の侵入を効果的に防ぎます。
これにより冷暖房の消費エネルギーを削減できます。
外部遮熱は、特に暑い夏や日射の強い地域では、
エネルギー節約に寄与することが期待できます。
このまま夏は40℃に迫る酷暑が続いてくると、
個人的には外部遮熱の時代になってくるのではと思っています。
外部遮熱の方法
①テラス屋根
我が家で採用した方法です。
直接太陽光が窓に当たることを防ぐことが出来ます。
外部遮熱のデメリットとして冬場の日差しを遮ってしまうので開閉式のタープ屋根を採用しています。
室内側からの写真です。日差しが直接入ってこないと体感的にもだいぶ涼しく感じることができます。
②オーニング、シェード
リフォームで後付けのオーニングを設置させて頂いた施工事例です。
こちらも開閉式になっているので日差しの量での調整や、
台風などの強風時に折り畳むことができるので安心です。
オーニングとシェードの違いをご説明します。
オーニングはイタリア発祥でヨーロッパで普及しました。
日本語で日よけや雨よけを意味し「布製の庇」のイメージです。
骨組みは建物に取付けられた頑丈な物が一般的です。
シェードは人工的に影をつくる日よけのことで紐で固定して布を張るのが一般的です。
雨よけとしての用途には向いていません。
③すだれ、よしず
日本で昔から使われている方法です。
日差しを避け風を通すという非常に理に適った遮熱方法です。
水を掛けると室内に入ってくる風を2度も下げることができるんです。
すだれとよしずは別物で、すだれは古来、万葉集にも記載があるそうです。
すだれは吊るして使い、原材料は竹になります。
一方、よしずは立てかけて使い、原材料は葦になります。
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