WORKS
埼玉県東松山市 F様邸
黒が主役のクールな空間。
想いを受け継ぐ実家リノベーション
家族構成が変わったことをきっかけに、空き家となったご実家をリノベーションして移り住むことを決意されたF様。広々としたLDKにして家族団欒を楽しめるようにしつつ、構造に無理に手は加えずご実家の面影を残されたいとご希望でした。LDKに敢えて残した段差は、既存の面影を残すと共に、キッチンとダイニングを大きな空間として繋げながらも空気感を分ける為の境界の役割を果たしています。キッチンは、料理に集中したい奥様のため、機能性と美しいデザインを追求。元々のお住まいでは、特に寒さを感じやすかった場所であったため、内窓を設けて断熱性を確保しました。また、黒色、かっこいい物に強いこだわりをお持ちのF様のため、コンセプトカラーの黒を住まいの随所に取り入れています。外観は黒で塗装して現代的な和の雰囲気に変化。外観の和の雰囲気に相性の良い木目の玄関ドアと、F様がこだわって選び抜いた男心くすぐるチャコールブラックの玄関収納を採用しました。そして今回のリノベーション計画の初期からF様が絶対にこれだけは譲れないと要望されていたのが、スタイリッシュなフォルムが際立つ洗練されたデザインの黒のトイレ。 壁と照明にも黒色を入れたものをアクセントとして一面に集約して、残りの壁面と天井、床には明るい色を配置してトイレの黒いフォルムがより一層映えるように配慮しました。大切なご実家の面影を残して家族団欒を楽しみながら、黒をこよなく愛するF様が至福の時間を堪能できるお住まいに仕上がりました。
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Outline
築年数 築35年 家族構成 大人2名、子供1名 施工面積 116.34㎡ -
Room plan