皆さんこんにちは!
無垢スタイル建築設計新築コンサルティング部の藤川です。
いつもお読みいただき誠にありがとうございます!
最近はだいぶ暖かくなってきました。
梅雨に入り雨が降る事も多く、中々お天気に恵まれない時期ですね。
お出かけが出きず、お家の中で過ごす時間も多くなっているかと思います。
この暖かく、じめじめした時期はシロアリが発生しやすい時期でもあります。
建物が古くなるからシロアリが発生するのではなく
条件がそろうと発生し被害を受けます。
シロアリは水分を含んだ木材を好みます。
シロアリに食べさせるために建物を建てる人はいないと思います。
そこで今回はシロアリの発生条件、その対策についてお話ししたいと思います。
お時間ある方は少々お付き合い頂けると幸いで御座います。
シロアリの種類と分布
まず日本にはシロアリが22種類生息していますが建物に害を与えるのは
主に図の3種類になります。
①ヤマトシロアリ
全国的に広範囲に分布していて、餌が無くなると次々に移動して巣を作る。
浴室や台所など高温多湿で地面に近い場所を好み、加害する。
②イエシロアリ
西日本を中心に分布していて、巣を作ると長く滞在する習性がある。
水を運ぶ力があり、木材を湿らせて食害する。
③アメリカンカンザイシロアリ
外来種のため分布が定着しているとは言えない。
名前の通り乾燥した木材や家具などの乾材を好む。
シロアリの発生原因
シロアリが発生する条件としては
- ・栄養分である木材がある
- ・高温多湿である
- ・酸素がある
- ・水がある
この4つが揃うことです。
住宅で言えば浴室、洗面脱衣室、台所などが
シロアリが発生しやすい条件が揃っている箇所になります。
では対策ですがこの中で
- ・木材
- ・酸素
を取り除くことは結構難しく現実的では無いため
高温多湿と水を取り除けるようにしていきましょう。
雨漏れや生活用水の漏水、結露や地面からの湿気などを排除すべきです。
これらを防ぐためには
- ・防湿シートをはる。
- ・水がかからない造りにする。
- ・通気や換気を行う。
- ・土台を防蟻処理する
などが挙げられます。
シロアリに嫌われる家づくりは無垢スタイルへ
無垢スタイルでは基礎の高さが基準法の1.5倍の高さで
土台にはシロアリが嫌うヒノキチオールを発する桧を使用し
それに加えて、シロアリが食べられない炭も塗っています。
現状創業してから無垢スタイルで建てさせていただいたお客様から
シロアリ被害の報告は1件も上がっておりません。
シロアリは皆様の大切な家に甚大な被害を与えてしまいます。
取り返しのつかない事になる前に不安や何か怪しいと思った場合は
専門業者に床下の点検を依頼してみましょう。
また無垢スタイルでも床下点検は無料で行えますので
お気軽にご相談くださいませ。
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