こんにちは。
無垢スタイル建築コンサル部門の菊地です。
今回は塗り壁の種類についてお話させて頂きます。
塗り壁の種類を紹介!
内装の仕上げ材、現在はほとんどがクロス仕上げです。
塗り壁があまり使われなくなった背景として、
和室を作るお家が少なくなったことが大きく影響していると思います。
塗り壁には大別して3種類ございます。
【聚楽壁・京壁】
聚楽壁は塗り壁の中でも土を仕上げに塗る土壁の一種です。
安土桃山時代に豊臣秀吉が聚楽第を建てた際に、
付近で採れる土(聚楽土)を使用して塗り壁をしたのが聚楽壁のはじまりと言われています。
聚楽土を使用した塗り壁のことを聚楽壁と呼んでいましたが、
今では風合いを再現している土壁を総称して聚楽壁と呼んでいます。
日本で塗り壁というと一番馴染みがあるものだと思います。
関東では聚楽壁ではなく、京壁と呼ばれることも少なくありませんが同じものを指します。
【漆喰壁】
漆喰とは消石灰を由来とした壁材です。サンゴ礁やホタテ貝などが原材料です。
漆喰は混ぜ物をしなくても自身で固まる性質があります。
屋根の棟を固定するのにも使われます。
漆喰には耐火性があるのでお城や蔵の壁で使用されていました。
また、抗菌性もあるので押入れの中でも使用されています。
【珪藻土】
珪藻土とは海中の植物性プランクトンの化石です。
自身で固まる性質はないので壁などに塗る場合は糊などの硬化剤が必要です。
調湿性と消臭効果を持ちます。
クロスの上から、テクスチャー仕上げ…色々楽しめます
実は下地の処理をしっかりすれば塗り壁もクロスの上から施工をすることができます。
自然由来の物ならではの風合いを楽しむことができますし、
色粉により白色だけではなく様々な色を楽しむことができます。
また、京壁の様にフラットな仕上げではなくて、
ランダムや小手波の様に様々なテクスチャーを付けて施工することも可能です。
塗り壁の施工事例は住まいの体感モールで!
実はこの塗り壁の多様性は住まいの体感モールにお越し頂けましたら全てご覧頂くことができます。
リフォームでも塗り壁いかがでしょうか。
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