こんにちは。無垢スタイルの立石です。
建物の中のどこかに「自然素材」を取り入れるとして…。
お部屋の印象がガラッと変わるのは、天井・壁・床ですね。
今回は、その印象度の強い床材=フローリングについてお話しをさせていただきます。
木質フローリングの種類
木質フローリングといってもいくつかの種類が存在します。
- ①単層フローリング(無垢材)
- ②複層フローリング(挽き板・突板・合板)
- ③遮音フローリング(主にマンション用)
- ④上張専用フローリング ※リフォーム用
無垢フローリングとは、切り出された木材をそのままスライスして加工されたもの。
その中でも、一枚板・乱尺・ユニ(ユニットタイプ)の3種類から選ぶことができます。
①単層フローリング
- ・一枚板:丸太を削って作ったもので、すべて同じ長さのもの
- ・乱尺:長い一枚板と短い一枚板が混在しているもの
- ・ユニ:上記の乱尺をつなぎ合わせて1.8mほどの長い一枚としてつなぎ合わせたもの
無垢材と呼べるのはこの単層フローリングだけになりますが、材種や香り以外にも、
産地や節の有無などを調べていくと、その材の物語を知ることで愛着がどんどん沸いて
くるのも楽しみのひとつになりそうですね。
ナラ・サクラ・杉・赤松・ヒノキ・栗・カバなど種類も豊富です。
針葉樹の杉や赤松を選定すると、一枚が4mの長い材があり、
厚みも3㎝ものがありますので風合いと踏みごこちが全然違います。
夏サラサラで冬ぽかぽかの肌ざわりは針葉樹をお選びください。
逆に広葉樹のナラやサクラを選定した場合は90㎝の一枚もの、または乱尺がおすすめですが、
予算のバランスを調整する場合には1.8mのユニットでも無垢材の肌ざわりを手にすることができます。
広葉樹の特徴は、針葉樹と比較すると密度が高いので傷や水に強いということがあげられます。
立石は自宅には1階が広葉樹のクリ、2階が針葉樹の赤松を採用しています。
個人的に思うことですが、朝起きてベッドから降りたときのはじめの一歩は針葉樹がとても心地よいです。
②複層フローリング
- ・挽板:2~3㎜無垢材のスライスしたものを合板に張り合わせたもの
- ・突板: 0.8㎜前後にスライスした木材を合板に張り合わせたもの
- ・合板: 一般によく出回っているフローリングで、表面には木柄のシートが貼られたもの
無垢フローリングから話を始めてしまいましたので、
無垢フローリング推しであることは正直なところですが、
複層フローリングの良さと言えば、費用をコントロールできるところではないかと思います。
挽板、突板は厚みで違いが生まれ踏みごこちに大きな違いはありません。
肌触りは塗装の割合で違う程度です。
合板フローリングは安価に施工ができる点はメリットと言ってよいと思います。
例えばですが、肌ざわりを気にしなくてもよいクローゼットなどは
合板フローリングで予算を抑えてもよいですよね。誰も見ませんしね。
床リフォームのご相談は無垢スタイルへ
ここまでは、一般的な単層フローリングと複層フローリングの違いについてお話をさせていただきました。
次回は、マンション用と最近流行する気配のある
「上張り専用フローリング」についてお話しをさせていただきます。
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