こんにちは!お久しぶりです。
無垢スタイル建築設計の伊藤 達也(イトウ タツヤ)と申します。
今月もブログ紹介の方をやっていきたいと思います。
今日ご紹介するのは「塗り壁」についてです。
塗り壁のメリット・デメリット
今ではガルバリウムなど新しい外壁材が増えてきている中、
昔ながらの塗り壁が見直されています。
塗り壁というと漆喰壁や土塗り壁など和のイメージが強いかもしれませんが、実は洋風の塗り壁もあります。
塗装の仕上げ方次第で、風合いを変えられるのが塗り壁の強みです。
メリット
塗り壁の魅力はシンプルでありながらも独特の風合いを味わえる点です。
左官職人のコテさばきや刷毛の使い方で、
何通りにも仕上げ方を変えることができるうえに、カラーバリエーションも豊富。
壁材にガラスや天然石を混ぜたり、タイルやレンガを組み合わせたりすることも可能です。
凝った形の家でも塗り壁なら形状に合わせやすく、継ぎ目ができないのもメリットです。
デメリット
反対にデメリットとしては、壁材が乾いて硬くなるまで時間がかかるため工期が長いという点と、
汚れが目立ちやすく、ひび割れもできやすいという点が挙げられます。
塗り壁の素材には伸縮性がないものが多いため、
密着している下地部分が伸縮するとひびが入りやすいのです。
しかし、ひびが入りにくい伸縮性のある素材が今では塗り壁に使用されるケースが増え、
デメリットは軽減されてきています。
塗り壁は自然素材で体に優しい
とあるアンケートでは、塗り壁にしたいと思ったことがない方が7割を占めるようです。
「塗り壁は初期費用もメンテナンスもお金がかかる」
「汚れが目立ちやすい」
という意見が多く見られました。
また、和風の塗り壁を想像して、今どきの家には合わないと思った人も少なくないようでした。
一方、塗り壁にしたいと思ったことがあるという方々の理由としては、
「アレルギーが心配なので珪藻土や漆喰にしたい」
「工場生産の外壁材に比べ、味のある仕上がりになる」
「塗り壁の方が傷や汚れが付いたとき、また、上から塗装しなおして修復することができる」
などの意見もあり、これらの点も塗り壁の大きなメリットです。
塗り壁のご相談は無垢スタイルへ!
今回は、塗り壁のメリット・デメリットをそれぞれご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
塗り壁について知っていただけましたでしょうか?
私も塗り壁の説明をしていくうちに、とても良いなと思ってしまいました。
ガルバリウムなどありますが、合わせて塗り壁もご検討してみてはいかがでしょう。
また来月を楽しみにしていてください!