2020.09.15TUEスタッフ日誌
置き去りの木材にご用心。シロアリ被害から住まいを守る
こんにちは、無垢スタイルのリノベリフォームの稲垣です。
今回は、家の外周を点検して気になる事がございましたのでお伝えします。
家の廻りに木が生えているのは問題ないのですが、木が置いてあることはあまりよくありません。
生木は良いのですが、切った後、雨に濡れるような場所に置いてある木は注意が必要です。
雨水が木を湿らせ、その後滴り落ちると、腐朽菌が、シロアリが寄ってきてしまいます。
シロアリは土の中を通り、集まってきます。集まったシロアリは家の床下に潜り込み、静かに、束や土台、そして大引きと言った家にとって重要な構造物を食べて、増殖していきます。
一見すると問題なさそうだったこのお家でも例外なく、増殖は進んでいきます。
点検を始めて5分後に発見した、以前大工さんが回収する事を忘れたのであろう羽柄材。
拾い上げてひっくり返すと食い荒らされた後でした。
家の外に雨ざらしになる様に材木や、板、最近では木製家具を出しているお家を見たことがあります。
大切な財産を食い荒らしてしまうシロアリは、本当はとても弱い生物でもあります。駆除も簡単です。
無垢スタイルのリノベリフォームでは、お家丸ごとの住宅点検も無料で行っております。
ちょっと気になる点がある方、少し見てほしい部分などございましたら、どうぞ御気軽にご相談ください。