2020.03.07SATリノベーション事例
【中古戸建リノベーション】柱や筋交いを意匠として再利用した開放的な空間
こんにちは!
無垢スタイル リノベリフォーム設計室インテリアコーディネーターの鈴木香澄です。
中古戸建てのリノベーションでは、構造上、抜けない柱や筋交いなどが表しになることもあります。
なるべく広い空間を取りたいというご要望が多い中、「そんなふうに木がいっぱい出てるの好き!」とおっしゃっていただけたO様邸をご紹介いたします。
2部屋の壁を取り払い、一続きの部屋にするには筋交いの入った壁や抜けない柱がありました。
もとの押入だった壁を抜いてみると・・・
こんなふうに仕上がりました。
柱や筋交いがいっぱいですよね。
中には、歩くのに邪魔そうだなと思う方もいらっしゃっるかもしれません。
実際にこの空間を歩いてみると、意外とストレスに感じることなく、自然と通路を進んでいけます。
ゆるやかに空間が区切られていて、家具の置き場所もあまり悩まず、すっぽり収まりそうです。
目線が抜けるので、奥行きや広さも感じられますし、棚の代わりに植物などをかざるスペースにもなりそうです。
なにより、奥様がずっとさわさわしていたいという「木(柱)」がふんだんにあることも
かえって、お気に入りポイントになったようです。
デメリットに感じてしまうことも、発想を切り替えることで、いい効果を得ることができた好例です。
中古を買ってリノベ。
難しいかなと思う間取りも、ぜひ一度、無垢スタイルにご相談くださいね。