2019.05.28TUE内装リフォーム
住まいの価値を下げないためのカビ対策
こんにちは
無垢スタイルのリノベリフォーム 無垢スタジオヴィラの吉田です。
梅雨入りも近づくこの季節。そんな梅雨に気になるのがカビです。
今日は、カビについてお話しさせていただきます。
カビの大量繁殖4大要素
①温度
20℃〜30℃の気温では元気に繁殖を始めます。30℃以上の真夏日と言われる気温では、カビにとっての快適な温度域でない為、繁殖のスピードは衰え、60℃以上になると多くのカビは死滅します。
②養分
住宅内部のあらゆるものが大好物。手脂や汗、垢やホコリなどを栄養分として増殖します。③酸素
カビも呼吸しますので、酸素を必要とします。
④水分
カビは湿度70%〜100%で繁殖を行います。特に洗濯物の部屋干しなどでは、十二分なカビの生息環境が整われてしまいます。
以上4点を考えると…
室温を60℃以上にしたり、栄養分をなくしたり、酸素を無くしたりするには、宇宙に行かないとカビが無くなることは不可能です。
上記を踏まえた対策として現実的なのは、湿度を60%以下にすることです。
カビの生えやすいところは4つ!
①水廻り
お風呂やトイレキッチンなど水を使うところのカビは避けるの難しいですね。お風呂はユニットバスにしたり水捌けの良いものにすると改善されます。
②収納部
押入れやクローゼットなど空気の溜まりやすいところはいつの間にかカビがでてくるので要注意です。空気の入れ替えなどしましょう。
③大きな家具・家電の裏
手が届きにくく掃除もたまにしかしない部分はカビができやすいです。
④窓廻り
冬によく見る結露はカビの生えやすい候補になっています。北側の窓や断熱性の低い窓廻りによく見えます。
結露を放置すればカビ生え放題の家になり健康被害や家の劣化になります!
アルミサッシの窓や単板ガラスの窓は要注意です!
窓を断熱性の高いものに変えたり、内窓をつけたりなど対策があります。
カビは避けることのできないものですが、対策方法はいくつもあります。
カビによって家の劣化スピードが早くなりますので、未然に防ぐためにもカビが気になる方は、無垢スタイルのリノベリフォームまでご相談ください。