こんにちは!
無垢スタイル建築設計 リフォーム部門の荒木です。
浴室の工事の現場に行かせていただきました。。
ユニットバスを組み立てる前の下準備の状態でした。
今回のテーマは「浴室下に流すコンクリートの役割」です。
正面に見えている赤と青の管はお湯・水の給水管です。
上の写真を見ると、浴室だけ1段低くなっており、
横に基礎(1階床部分を支えるコンクリート)が見えます。
これは、「布基礎」と言って家の枠部分しかコンクリートを立ち上げていないため、土が見えます。
浴槽の下に排水管を通すために足場を設置します。
浴槽には200~300リットルの水が溜まり、さらに私たちの体重も加わっていきます。
そのため浴槽は水や人間の重さに耐えられなくてはいけません。
その浴槽を支える足場が、重さで地面に沈まないようにするために、
上の図のように、分厚いコンクリートを流しているのです。
このように、コンクリートは私たちが浴室・浴槽として使用するのに重要な役目を持っています。
浴室リフォームをお考えの際は、
ぜひコンクリートを流すことの大切さを頭の隅に入れていただければと思います。