2016.09.02FRI外壁・屋根リフォーム
ほっとくと怖い電蝕!あなたの屋根にも電蝕の魔の手が・・・
こんにちは無垢スタイルのリフォームの手柄です。
白霧の砌 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 日ごとに秋の色が深まってまいりました。
清涼の秋が皆様にとって実りあるものになりますよう 心よりお祈り申し上げます。
さて 今日のお話は埼玉県のとあるお家で起きた怖~いお話です。
先日屋根の修繕工事が終わったお客様。 当時 雨が降ると樋と破風板の間から・・・ではなく!
破風板と外壁の間から水が漏れ落ちてくるとのこと!
まさか瓦が!!
脚立を2階に運び屋根へ!! ・・・美しい。
そうなのです。 瓦は綺麗で何一つ問題なかったのです。
そこで樋に目をやると鳥の巣やゴミ糞が溜っている溜っている。 これだ・・・
私がその鳥たちの愛の巣を袋に詰め始めると ふと 気になる穴が目に飛び込んで参りました。
『電蝕』です。
昔は銅板に穴が開くのは酸性雨のせいだと言われていました。
しかし近年になって瓦に含まれる鉄分が雨などで流れ出し
弱い銅に触れることで電蝕と言われる化学反応を起こしていることが判明したのです。
そうなのです。
この電蝕が全ての元凶だったのです。 屋根の谷にある穴から水が屋根の中に侵入し
中を伝って樋と外壁の間から その姿を覗かせていたのです。
今回は弊社のOB様ということもありご相談が早かったことと
すぐに発見が出来たことでほとんど屋根裏への被害はありませんでした。
しかし・・・ 気にしなかった・・・ 気が付かなかった・・・ 知らなかった・・・
ゾッとします・・・。
ご自分のお家を守ってくれている大切な屋根です。 たまに気にして見上げてみてあげてください。
もしかしたら今・・・あなたの家にも電蝕の魔の手が忍び寄っているかもしれません。
いや・・・
もう 既に雨水は屋根内側に侵入しているのかも・・・
破風板と外壁の間に水を見つけたらすぐにご連絡ください。
・・・電蝕は待ってはくれませんから。