2016.06.23THU耐震診断・耐震補強リフォーム
熊本市益城町ボランティア体験記 その2
こんにちは。
無垢スタイルのリフォームの立石です。
今日は先日投稿した熊本市益城町ボランティア体験の続きを報告したいと思います。
「2トントラックでの瓦礫の運搬ができる方、10名いらっしゃいますか?」
「〇〇できる方、〇名お願いします!」「いらっしゃいませんか?」 全て挙手制です。
さすがガテン系のチームは早い。さっさと散らばります。
当日にならないと割振りができない運営側の大変さも感じつつ、
H様邸の瓦礫の撤去のお手伝いをさせて頂くことになりました。
レンタルのトラックで乗り込み、分別しながらの撤去作業です。
集積所では木材、ガラス、鉄、瓦とレンガ、外壁材、ブロック、家電製品など 仕分けがされている為、
何でもかんでも積めばいい訳ではありません。
大人10名でも一軒の撤去が終わりませんでした。
行ったら仕事がないなどボランティアの噂も多々ありますが、 私は全く感じませんでした。
この日に限っては、むしろ人手が足りないと思いました。 集積所に運ぶ日が一番大変なのだそうです。
地震で凸凹になったアスファルト道路を進みながら、 変わり果てた町並みを進むのも胸が痛みます。
来るお客さんのいないお店の軒先にポツリと座るおじいさんがいたり
仕入れられる食材で太巻きを作り、店先で立ち売りする方がいたり
「当時の話は聞かないこと」がボランティアのルールでしたが
「大変でしたね。今日はゆっくりなさってて下さい。」と挨拶をすます。
実際にお会いするとやはり地震の話になります。
2回目の地震で倒壊した家が多いこと、 食料や水のストックは1週間分は必要なこと、
現地の方たちは温かく私たちを 受け入れて下さり当時のことを話して下さいました。
他人事ではない。
これが私の感じた熊本2日目となりました。
熊本市益城町ボランティア体験記 その1はこちら▼
http://www.mukusta-reform.jp/blog/11773