2016.01.18MON耐震診断・耐震補強リフォーム
天災に備え、身の回りの安全性や建物の強度の確認を
こんにちは、リフォーム設計のあっちゃんです。
昨日は、1995年1月17日 午前5時46分に発生し、6434人の方が亡くなり、
3人が行方不明になった、「阪神・淡路大震災」から今年で21年となりました。
今回は「耐震診断・耐震改修技術者」「被災建築物応急危険度判定士」として
お話をさせて頂きます。
関東で起こるであろう、首都直下型の大地震の場合、地震による被害が多く想定されます。
耐震性の弱い建築物の倒壊、液状化現象による建物の傾き・倒壊などです。
地震に伴っての火災の心配もあります。
一棟でも倒れない家を増やしたいと活動をさせて頂いている「耐震技術認定者」として、
特に耐震性の弱いと思われる建築物(特に昭和56年5月31日以前に建築された建物)については、
まず、耐震技術認定者による耐震診断をして頂き、現在のお家の状況を把握して頂くこと。
万が一、倒壊の可能性がある場合は、構造補強を行い、倒壊を防ぎ生存空間を確保することが、
望ましいです。但し、補強を行うことにより100%被害を防ぐ事は保証できません。
何故なら、天災だからです。室内の家具や物により、被害を受けることもございます。
不要な不安をあおる事は致しません。正確な現状把握をして頂きたいとの思いです。
「天災は忘れた頃にやってくる」この言葉を改めて思い浮かべ、「明日は我が身」という思いで
もう一度身の回りの安全性や建物の強度をお調べして頂くことをお願い致します。
最近では、携帯電話やテレビで緊急地震速報が発表されるようになりました。
情報が発令された際は、冷静に心構えをし、地震が起きたらまず、身の安全の確保をお願い致します。
命さえ助かれば、人と人が助け合い、その後の生活手段はいろいろあると考えます。
ちなみに「被災建築物応急危険度判定士」とは、
万が一、大地震が起きた後、行政の依頼に基づき、被災した建築物について、
その後の余震等による倒壊の危険性、建築物の部分等の落下、転倒の危険性を
出来る限り速やかに判定し、その結果に基づいて恒久的復旧までの間における
被災建築物の使用にあたっての危険性を情報提供することにより、
被災後の人命に係わる二次的災害を防止することを目的と活動する判定士のことです。
無垢スタイル建築設計では、今何が出来るかを考え、
少しでも被害を減らしたいとの思いで取り組んでおります。
現在のお住まいでご不安な事がございましたら、ご相談をして頂ければと思います。
【無料耐震診断】
http://www.mukusta-reform.jp/earthquake_resistant